Trans / Neil Young * 1982 Geffen

Roots Rock
neilyoung_trans.jpg



 給料前、知らん間に結構な金欠に。週末飲みも五反田ガード下で我慢です。ここは貧乏くさいニール・ヤングの声がしっくりきます。80年代、テクノロジーの発達で音楽にもバンバン起こった機材革命の時、これまでレコードで鳴ったことない新種の音が聞こえてきました。そんな変化を目の当たりにして過ごした少年時代。中3くらいの時、登場したデジタル・ディレイなんか“アホ~”と発すると永遠に“アホ、アホ、アホ”とリピートされる凄い機械やと感じたもんです。シンセサイザーやゲート・リヴァ―ヴの音がメイン・ストリームに溢れだした頃、YMOも流行った子供時代やったので素直に受け入れ。そんな時、オールド・ウェイヴの中でもアホみたいに早く変化に順応してたのがニール・ヤング。今ではパフュームもやってるロボ声を“よし、やったれ”とウッド・ストック時代の代表みたいな人が演ってるのが痛快です。ラスト・ワルツで“Helpless”を歌った6年後にコレですから。流石、ロックなおっさんです。
 でも最初に気を惹いたのは「Little Thing Called Love」。毎週かぶりつきだったベストヒットUSAで、たしか大御所の新曲として紹介されたシングル曲で、一発でお気に入り。スライドGもカッコいい従来通りの70年代的アメリカン・ロック。今でも“Heart Of Gold”とかと同じくらい好き。この後、アルバムを支配するのは仰天のエレクトロ・サウンド。バッファロー・スプリングフィールドの「Mr.Soul」もヒューマン・リーグのように変身。「Computer Age」、「Transformer Man」、「Computer Cowboy」とニール・ヤングっぽさも感じるメロディながら、ちょっと聴いたら誰や分からんです。最高なのが「We R in Control」でミッドナイト・スター顔負けのビートにロボ声炸裂。「Sample And Hold」も同路線でハーモニカ替わりにヴォコーダーで押し通す荒業。やっぱこの人、最高です。ラストはアズテック族を題材にした「Like An Inca」で、冒頭のシングル曲同様に従来のバンド・スタイル。なかなか渋いエエ曲です。そんな破天荒なアルバムですが参加してるのは全編クレイジー・ホースの面々やニルス・ロフグレン等。
「決して悪ノリの域では片づけられない意欲作。人生チャレンジが大事です!」

Little Thing Called Love



テーマ: 洋楽ロック | ジャンル: 音楽

Knife Feels Like Justice / Brian Setzer * 1986 EMI | Home | Live In Camp Drake / 頭脳警察 * 1991 Victor

コメント

時代とはいへ ニール・ヤングも 気の迷いがあったんかいなと 思いました(^_^;)
まあニール・ヤングには ちょっと思い入れが深いので これは受け入れまへん。同様にYMOもあきまへん(>_<)

2013/02/24 (Sun) 20:47 | まり #- | URL | 編集
No title

★まりさん
 そりゃTOKIOも空を飛んでましたからねぇ
ニール・ヤングも新しいオモチャがいっぱいで舞い上がったんかも。今、聴いたら?なのも多いけど姿勢は買いますわ!

2013/02/25 (Mon) 22:58 | ezee #- | URL | 編集
No title

ezeeさん、毎度です!
10代後半に初めてニール・ヤングに興味を持ったころ、出てたのがこれとか、ピンクのジャケットのロカビリーやったとか、カントリーのアルバムだとかそんなのばっかりで、どこがいいんだかさっぱりわかりませんでした(笑)。
今聴くと意外といいのかもね。
ちょっとチャレンジしてみます。

2013/02/25 (Mon) 23:39 | goldenblue #- | URL | 編集
No title

★goldenblueさん
 まいどでございます。ニール・ヤング七変化の如く、色々やってましたね~ 
一部の曲以外は、意外といいってことさえないかも。評価より我が道を進む心意気ですな!

2013/02/27 (Wed) 01:35 | ezee #- | URL | 編集

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ