Live In Camp Drake / 頭脳警察 * 1991 Victor

Man's World


 ロック中心に音楽を聴いてた頃、大御所的な存在で扱われてたのがパンタ。でも子供の頃、関西でやってた番組ヤング・プラザなんかで見たのは非常にソフトな「悲しみよようこそ」って曲。メロウで落ち着いたエエ曲でしたが、その後CMでも流れてた「レーザー・ショック」もポップな曲。ラディカルな反体制の歌を歌ってったという頭脳警察のイメージなんかとは正反対のモンでした。政治的に過激な歌詞で発禁になったレコードがあったとか知ってましたが、自分の世代とは違ったのであまり縁がなかったパンタ。89年ルースターズの花田裕之と演った名曲“Piss”で初めて尖ったカッコよさを知ることに。そして昭和が終わった頃、突如の自爆期限付き、頭脳警察再結成。ちょっと興味が湧いて聴いてみたのですが、80年代の平和ボケしてた時代にヌクヌクと思春期を過ごした自分にとって、ニクソンや赤軍の活動した時代の歌は共鳴することは無かったです。
 しかしながら結構シビれたのが、裕也さんの90年末ニューイヤーロックにトシさんと登場した頭脳警察。自分が出た2回目は、桑名さん仕切りの大阪版初回だったので生では見れなかったのですが、浅草版のロッカーズ再結成とThe Rock Bandと共にロックン・ロールとしてのパワーを強烈に放ってました。そこで演ってたのが「Blood Blood Blood」。聴衆を扇動するような激しいコンガに、言葉を吐き捨てるように“関係ねぇだろ、笑わせんじゃねぇよ”と歌うパンタ。90年米軍朝霞基地跡で行われた本ライヴでもハイライトになってます。全盛時の曲も本作でしか知りませんが、ボ・ディドレー・ビートがド迫力の「悪たれ小僧」や、冒頭の元祖パンクを感じる「銃をとれ!」、「ふざけるんじゃねえよ」、「マラブンタ・バレー」3連発はカッコだけのパンクもどきは一瞬で吹っ飛ぶ強靭さ。仲野シゲルの茶目っ気からすると、ちょっと生真面目ですがそこが魅力。そして日本語ロックン・ロールの金字塔で、裕也さんのテーマ・ソングにもなってる「コミック雑誌なんか要らない」。文句無しです!
「ROCKを捨てた豚にならんように、たまにこんなの聴いとかなあきまへん!」

頭脳警察 "ブラッド・ブラッド・ブラッド"




テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

Trans / Neil Young * 1982 Geffen | Home | Sticky Fingers / The Rolling Stones * 1971 Atlantic

コメント

パンタは ダンナが ファンなので アルバムはそろってます。
『PISS』は よく聞きましたよ!
過激な歌もあるけど メロウで優しい曲もありますね♪生涯ロッカーの生き字引のスゴい人やね!

2013/02/21 (Thu) 20:08 | まり #- | URL | 編集

パンタは俺にとって永遠のアイドル。
あの鼻にかかった声が好き。聴く度にため息が出ます。

高校時代、頭脳警察のアルバムは全部発禁で聴けなかった。
なのでソロアルバムを聴き漁りました。もちろん先輩に借りて。
一番好きなのが「走れ熱いなら」。
社会への毒と左寄りの思想をストレートな歌詞もいいし、メロが素晴らしい。

作曲家としても一流の彼、反体制のロックンローラーであると同時に
稀代のメロディメーカーやと思います。

2013/02/22 (Fri) 19:46 | めれんげkonomi #- | URL | 編集
No title

★まりさん
 パンタの存在は知ってたのですが、あんまり深く聴いてません。でも色んな顔を持った骨のあるロッカーですね。メロウな曲も好きですわ!

2013/02/24 (Sun) 18:41 | ezee #- | URL | 編集
No title

★Konomiさん
 アイドルやったなんて、いっこも知らんかったですわ。独特の歌い方や、はっきりした日本語は魅力的ですね。“つれなのふりや”っていうライブ曲はメチャかっこよかったです! もうちょっと聴いてみますわ~

2013/02/24 (Sun) 18:44 | ezee #- | URL | 編集

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