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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2013.02
11
billy jean

 マイケルのギネス・アルバム。40代以上の人は本作を一生懸命聴いた記憶が無くとも、殆どの曲が口ずさめるという驚愕のアルバムです。曲作り、歌唱、ダンス、映像とあらゆる面で自らの才能をスパークさせたモンスター作。前作“Off The Wall”で制作面での自由を完全に掌握。ベリー・ゴーディが規制しまくったジャクソン5時代や、それ以降も兄弟の結束をビジネスでも優先させた父親ジョーもマネージャー解雇し、やっと完全独立体制確立となったのがこの“スリラー”です。
 メガトン・ヒットてんこ盛りの本作ですが、自分の一等賞なのは当時も今も「Human Nature」。“セクシャル・ヒーリング”や“オールナイト・ロング”と同じように14歳の自分が欲した黒っぽいメロウがコノ曲にはあったから。多くに支持されたキング・オブ・ポップ的な曲より俄然魅力的でした。当時TVで見たジャクソンズのツアー映像で激ソウルフルなコノ曲のパフォーマンスを見てさらに感動。後半のさりげなく黒いフェイクもシビれます。ジャクソンズ後期の延長線上にもあるファンク「Wanna Be Startin' Somethin'」や「P.Y.T.」はやっぱ黒音的に尖がってます。あと前作の1等賞曲“Rock With You”と同趣向のロッド・テンパートン曲「Baby Be Mine」。ここらは今でも激カッコええと感じます。またブラック・ミュージックとかロックの垣根を取っ払う仕掛けもきっちり施してあるのが本作でした。まずポップやロック畑との戦略的融合。誰もが認めるその筋の大物がポイントで参加してます。まずPaul McCartneyとの第1弾シングルだった「The Girl Is Mine」。ゆったりしたポールらしさも上手く出た佳作でしたが、これによりラジオでのエア・プレイも確約させ、私も含めビートルズ好きなロック・ファンも避けて通れぬように。そしてクインシーに“もっと受け入れられるにはマイ・シャローナ(ナック)のような刺激的なロック・テイストも必要だ”と促され制作した「Beat It」。これにはスティーヴ・ルカサーに、派手なGソロも決めたヴァン・ヘイレンも参加で、ハード・ロック・ファンも注目。これらは奏功し、影響力抜群だったMTVも非黒人のロック中心だったのが、マイケルの本作以降、ブラックも平等に扱い出しました。そして、やはり本作の大成功を象徴する曲と言えばフーッ!でお馴染み「Billie Jean」。束縛の象徴だったモータウン総帥ベリー・ゴーディがモータウン25周年を祝う式典ライヴで、ジャクソン5再結成を提案。この曲を歌うことを条件にマイケルが出演したのはあまりにも有名。唯一この時、非モータウン曲が許されたのがコノ曲で、そこであのムーン・ウォークも初披露。マイケルが少年時代を超えた象徴的瞬間でした。タイトル曲「Thriller」も曲こそベタなポップ・ファンクですが映像&ダンスで後にエゲつない影響を与えたのは言わずもがな。
「ビッグ過ぎて凄さも見過ごしてしまう本作。良い曲は今もピカピカです!」
Human Nature with Jacksos


Baby Be Mine


Comment

非公開コメント

すごい!
目の付け所
と言うか
耳の付け所が渋い(≧∇≦*)!
脱帽です!

聞き直してみます(^^)!

No title

★波野井露楠さん
 いやいや・・あのぉ・・。こんなの誰でも持ってますやん! いっぱいフォロワー出てますが、本木に勝る末木無しって感じですかね~ プロフェッショナルです!