Live And In Living Color / Tower Of Power * 1976 Warner Bros

Funk
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 最強のホーン・セクション擁するファンク・バンド“タワー・オブ・パワー”。激動のメンバーチェンジを続けながらも終身監督エミリオ・カスティーヨ(ts)を核に現役で生き延びる素晴らしきバンドです。80年代に名前を知った頃はヒューイ・ルイスのサポート中心のホーンズくらいにしか思ってませんでしたが、ファンク道を突き進む内にエゲツないバンドやと思い知らされました。“踊れないファンク”と揶揄されるくらい複雑なビートをこなす超人ミュージシャンが揃った全盛期の代表曲はどれも粒揃い。Voがヒューバート・タブスと変わったワーナー期の最後に残した超エキサイティングなライヴがこれ。朱色に染められたジャケの如く、熱い熱い演奏が収められた70年代全盛期の初ライヴ盤です。
 中身は冒頭のファンク「Down To The Nightclub」から血管ブチ切れる凄まじい迫力。イントロからリズム隊、ロッコ(b)&ガリバルディ(Dr)による強力グルーヴが炸裂です。そこに加わるヒューバートの黒くソウルフルなヴォーカルも大貢献です。でもやっぱり、たまらんのがバリトン・サックスまで揃った切れ味抜群のホーン・セクション。ライヴ行ったことある人なら御存知でしょうけど、ステージではホーンの5人が“ワシらが主役や”とセンターでデカイ顔で君臨してます。ギターやベースはともかく、リード・ヴォーカリストでさえステージ脇です。この構図もたまらんです。トランペットの響きがグッとくる名バラード「You're Still A Young Man」では、ホーンの押し引きの妙に加え粋なコーラス・ワークも光ります。そして、またもや激熱ファンク「What Is Hip?」に流れる構成もお見事。16ビートをグイグイ刻み込むロッコのベース・プレイに、レスポールでクールなカッティングを決めまくるブルース・コンテのプレイは圧巻の一語。フルートが印象的な、まったりナンバー「Sparkling In The Sand」の後に控えるのが、5曲目にしてオーラスの「Knock Yourself Out」でデビュー・アルバムのオープニング・ナンバーだった曲。この時期のメンバーだったテナー・サックス、レニー・ピケットによる壮絶ブロウに、ファンキー極まりないオルガンにクールなクラビネットも披露するチェスター・トンプソンのプレイも秀逸。ダレること無くグルーヴする壮絶な23分です。タイトに複雑なビートを刻むガリバルディのドラムはココでも聴きモノ。
「70年代ファンク・ライヴと言われればアースと並んですぐ思い浮かぶのが本作。グレイト!」
Down to the Nightclub 2011


What is hip?



テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

Coast to Coast Overture and Beginners / Rod Stewart & Faces * 1974 Mercury | Home | Live At Leeds Roundhay Park 1982 / The Rolling Stones * 2012 Stones Archive

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