I've Got To Do A Little Bit Better / Joe Tex * 1966 Atlantic (Dial)

Atlantic, Stax
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 いろいろ再発されていくなかで、無視されてるのか、権利関係がややこしいのか、全然まともな形で出ないアトランティック・ダイヤルの大御所ジョー・テックスの名盤の数々。オーティスやJ.B.と同じくらいカッコええソウルを体現していて、ヒット曲もたくさんあるのに摩訶不思議です。独特で魅力的なハスキー・ヴォイスでのプリーチ・スタイルで畳みかける劇的なスロウに、ノリの良いリズム・ナンバーとバランスも抜群。60年代後半のアトランティック期はマジでどれも聴き応えあり。その中でも、拠点にしていたナッシュビルで大方の曲が録られた傑作アルバムがコレ。マイナーなアルバムもリイシュー真っ盛りですが、超定番としていつもカタログ化されてないとおかしいくらいの激名盤です。
 一発目はロウ・ビートのアーシーなダンス・トラック「Papa Was Too」で、ロウエル・フルソンの“Tramp”やピケットの“Soul Dance Number Three”とも双璧のクールなビート。ヒップ・ホップ世代にもサンプルされまくりでした。3曲目には前半のハイライト「A Woman Sees A Hard Time」が登場。サザン・ソウル・スタイルの絶妙スロウで、ジョーのコクのある歌唱に加え、ロードも共にしてたと思われるバック・バンドの面々も味わい深い演奏で最高です。ツイスト時代のサム・クックにも通じるノリノリの「Lying’s Just A Habit John」で軽快に前半終了の後は、本作最大の聴きどころミディアム~スロウ3連発で昇天タイムです。タイトル曲「I've Got To Do A Little Bit Better」、熱いプリーチも炸裂する「The Truest Woman In The World」、ベトナム戦争に行き離れた二人を歌った「I Believe I’m Gonna Make It」と何れも甲乙つけ難い名演。続くソロモン・バークにも負けない雄大さの「Got You On My Mind」を経て、強烈ジャンプ・ナンバー「S.Y.S.L.J.F.M. (The Letter Song)」で締め。代表作と言って差し支えない、傑作で溢れかえってます!
「ほんまにエエ曲の多い人。J.B.やボビー・ウーマックとかと双璧の名シンガー!」

I believe I'm gonna make it


I've got to do a little bit better


Papa Was Too


テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

The Show Must Go On / Sam Dees * 1975 Atlantic | Home | Funny Company / Funny Company * 1973 Atlantic

コメント

どうもご無沙汰してます(^。^;)

ジョー・テックス、いいですよねえ。
とか言いながら、実は麗蘭を聴いて知ったんです(^^;)

すっごいいいのに一般的に知られてない人っていますよねえ(>_<)

2012/11/11 (Sun) 23:10 | 波野井露楠 #- | URL | 編集
No title

★波野井露楠さん
 なんと麗蘭、ジョー・テックスやってんですか。知らんかった~ チャボって結構ソウル好きみたいですもんね。
しかしジョー・テックスはきっちり出しといて欲しいですわ・・

2012/11/11 (Sun) 23:55 | ezee #- | URL | 編集

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