音系戯言

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Hall Of Fame / Various Artists * 2012 Fame (Kent)

hall of fame

先日のW杯予選で本田がゴールは「ケチャップみたいなもん。出る時はドバドバでる」と頼もしい発言をしてましたが、近年になってドバドバ出てきたのがフェイムの音源。自分が聴きたかった学生時分など、ブートレグまで出回ったくらい聴けなかった幻の音源だったのに、ここにきて英Kentの熱心な仕事により色々聴けるようになったのは嬉しい限り。代表的なモノが出揃ってきたと思ったら、さらに垂涎のブツが登場。未発表音源ながらエゲツないクオリティのディープ・ソウルを届けてくれました! これは家宝級の3枚組のアナザー・ストーリーとして楽しめます。
 まず登場なのがシングル1枚で消えた男James Barnettによるファルコンズの「You're So Fine」。なるほどって感じですが、次に早速シビれる瞬間が。Jimmy Hughesのスロウ「I Worship The Ground You Walk On」です。やっぱフェイムのスロウは熱い! この流れでまったく無名のRichard Earl & The Corvettesの「Blind Can't See」まで絶品バラードに聴こえます。そしてスタジオのバッキング・シンガーだったというJackieなるシンガーの「Almost Persuaded」。このミディアムがまたエエ感じでグッときます。そしてJoe SimonPrince Phillipの著名シンガーの珍しいフェイム録音も登場しますが、目玉はClarence Carterのデモ。エタ・ジェイムスも歌った「Tell Daddy」に「Too Weak To Fight」と初期テイク収録ですが、これが何とも素晴らしい出来。エエ曲をエエ歌い手が歌うとやはり無敵です。Otis ClayのシングルB面だったリズム・ナンバー「I'm Qualified」に、スロウ「Your Helping Hand」も言うこと無し。ディープ=フェイムの王道スタイルを堪能させてくれます。チェス盤でお馴染みのBobby Moore & The Rhythm Acesが71年にフェイムに戻って録ったという「Baby Come Back」もゴキゲンなリズム・ナンバーです。あとのお楽しみは、知られざるシンガーのクオリティの高い極上サザン・ソウル。歯切れ良いデュオBen & Spence、暖かいカントリー・ソウルのJames Gilreath、激ディープ声のRalph "Soul" Jackson、アーシーなレディ・ソウルMarjorie Ingramなんかは、マジでお宝発掘といって差し支えないグレイトな録音。最後を飾る、キャンディ・ステイトンが歌ったGeorge JacksonFor You」のホーム・デモが、また泣かせます。
「聖地マッスル・ショールズの格を更に上げた名録音の数々。続編も待ってまっせ!」
I Worship The Ground You Walk On - Jimmy Hughes


I'm Qualified - Otis Clay



Comments 4

まり

まずは Hall ofFameを注文しました。
ガッツリ ソウルが聴きたい季節になりましたね(^∇^)

2012-09-16 (Sun) 19:28 | EDIT | REPLY |   

リュウ

No title

ezeeさんの紹介するコンピは痛いっす!
心に響きそうな音ばかりで、刺されまくってます(笑)
今月はかなり散財してるので、先ずはお気に入りに登録します♪

うーん、これは本当にヤバい匂い・・笑

2012-09-17 (Mon) 14:13 | EDIT | REPLY |   

ezee

No title

★まりさん
 体を冷やしすぎたら生姜とサザン・ソウルですわ。暑くてクーラーつけたまま寝てしまって、ちょっと風邪気味でしたが、ドイツビールとクラレンス・カーターで復活です!

2012-09-18 (Tue) 23:44 | EDIT | REPLY |   

ezee

No title

★リュウさん
 はい、ヤバいです。この辺は底なし沼ですからね~
でも長年、恋い焦がれたフェイム・サウンド。期待は裏切られませんでした!

2012-09-18 (Tue) 23:48 | EDIT | REPLY |   

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