Forever More / The Marvelettes * 2011 Motown

Motown
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ファン絶賛の中、Hip-O主導で進んだお馴染みハリー・ウェインガー編纂のモータウン復刻。中でも意表を突いたマーヴェレッツのコンプリート企画は、愛あるリイシューでした。前編の黄金期に比べ、スプリームス登場後ってなこともあってか、大きなヒットには恵まれなかった67年以降の後編ですが上質モータウン・サウンドに溢れかえっていて無視するにはもったいなすぎる内容です。ヒッツヴィル・ジャンキーは必須です!
 まず登場なのが、4人から3人になって67年に出されたグループ名がタイトルのピンク・アルバム。初期の立役者グラディス・ホートン参加の最終作ですが、カヴァー中心にスモーキー・ロビンソンが上手いことまとめてます。グラディスの最後のハスキーヴォイスが染みるディオンヌ・ワーウィック曲「Message To Michael」や、ヴェルベレッツのヒット曲「He Was Really Sayin' Somethin'」も秀逸ですが、大活躍なのがもう1枚の看板ヴォーカル、ワンダ・ヤング。ヒット曲となった「The Hunter Gets Captured By The Game」や「When You're Young And In Love」なんかの艶のある歌唱は絶品。躍動感あるロバート・パーカー曲「Barefootin'」も聴き逃せません。68年の“Sophisticated Soul”ではワンダ中心に更に洗練されたスタイルに。アシュフォード&シンプソン作の「Destination: Anywhere」や「Your Love Can Save Me」はグレイトな出来。テンプスのメルヴィン参加の「My Baby Must Be A Magician」や、メリー・ウェルズの「What's Easy For Two Is Hard For One」、新加入アン・ボーガンの迫力ある歌声が聴ける「I'm Gonna Hold On As Long As I Can」も聴きどころ。ファンク・ブラザーズの演奏も冴えまくりです。
 そして実質ラストとなった69年“In Full Bloom”。不発だったようですが内容は良好です。洗練度が増した「Seeing Is Believing」や、ベイビー・ワシントンの名曲「That's How Heartaches Are Made」はマジ聴かせます。初期彷彿のクリスタルズ曲「Uptown」や、ファンクを感じるアンのVo曲「Everybody Knows」、60sモータウンらしいリズム曲「Love Silent, Love Deep」あたりも上々。グループ名義ながらワンダのソロとなる70年“The Return Of The Marvelettes”もワンダの魅力満載。大半がカヴァーですが、エモーションズの「So I Can Love You」や、スプリームスでヒットした「Someday We'll Be Together」、テンプス、ミラクルズ、ヴァンデラス等のリアレンジ曲も新鮮です。スモーキー作のシングル曲「Marionette」も上質だけに、ここで打ち止めとは悔やまれます。
 さらに満足度向上となるのがモノ・ヴァージョンやNot On LP曲に加え、発掘された“Lost & Found Vault Gems 61-70”。グラディス在籍時の泥臭いアーリー・ソウルから、アン・ボーガンが加わった晩期まで、驚くほどクオリティの高い未発表曲が収録。これは収穫です。恐るべしモータウンの倉庫って感じです。
「60年代の至宝、モータウン・サウンド。何時間でも聴いてられます~」

Destination Anywhere




テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

Sky's The Limit / The Temptations * 1971 Gordy | Home | Four Tops Live / Four Tops * 1966 Motown

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