015 Drink! Smap! / SMAP * 2002 Victor

先週、家族でカラオケにビシッと行ってきました! 曲はジャニーズやら、いきものがかりにエグザイルなどなど、、、。“これは俺の守備範囲やないから、おとなしくしておこうっ”と思いつつ、知ってる歌ばっかなもんですから大人げなくマイク奪って歌ったりなんかして。“won't be long”やら“銀河鉄道999”やら子供らが歌いよるんですわ、コレが。カヴァーで知ったのでしょうが、時代は回ってます。しかし、嵐の“モンスター”やらスマップ“青いイナズマ”なんかは子供と一緒に歌いましたが、やっぱ歌うとメチャメチャ気持ちエエです。そこで感じたのは、やはりジャニーズ系は歌謡ディスコ4つ打ちが多く盛り上がりやすく、歌いやすいのが多いってこと。そう思うと、スマップの90年代のフリー・ソウル路線は異色でかなり尖がってました。例の国民的メガヒット以降は全方位的になりましたが、この路線も捨て難いモンがあります。アルバムでもDavid T. WalkerやらChuck Raineyのプレイも聴けたりでなかなか楽しめたもんです。
そんなフリー・ソウル路線の最後の名曲にして大傑作が本作収録のNo.1ヒット「freebird」(←PVはコチラ)。イントロのエレピ&スクラッチからワウ・ギター&アコギとグルーヴィーなバック・トラックも秀逸ですが、歌の方も中居クンのソロ・パート含め決して上手くはないもののユルくて実にエエ感じ。“がんばりましょう”以降のスマップ・ファンは大満足の出来でした。そして本作で無視できないのが槇原敬之、起死回生の1曲となったメガ・ヒット「世界に一つだけの花」。賛否ある歌詞ですが、素直に大名曲やと思います。実力主義の名の下、ギスギスしてしまった日本国民を救ったのは紛れもない事実。本作から評判となり後日シングルカットされ、グループの代表曲となりました。構成も各々の歌うパートも変更されたシングルVerはさらにグレイト!カラオケでも、ついつい振り付きで歌ってしまいます。しかしながらアルバム全体はバラエティ豊かになった分、スマッピーズ期よりややとっ散らかった印象。とはいえツーステップの「Go Now!」に、ヒップ・ホップ・テイストの「Over Flow」、ディスコ・ソウル調「Jive」、グルーヴィーに迫る「People Song」なんかは、結構気持ちいい展開。ノレます!
「ガキ向けと侮ってはいけないエンターテインメント。結構、楽しめまっせ~」
オリジナルスマイル〜世界に一つだけの花
megumick
No title