Rainbow / Mariah Carey * 1999 Columbia

90's Female R&B
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  とうとうクルクルパーになったかと心配したマライア90年代最後にして20代最後のアルバム。“虹とビキニの私、最高でしょ~”といった、能天気なジャケも若さあってのこと。微笑ましいじゃないですか! こういうとこも含め好きです~。でもいまや立派なお母さんですから、熟女マライアの邁進も楽しみ。何だかんだいってもデビュー時点からの大スターの才女。やや人気も落ち着きつつあったものの、トミー・モトーラとの離婚後のふっ切れ感も素晴らしく、前作“バタフライ”から更にR&B色を押し進めた本作はブラック・ミュージック・ファンからはなかなかの歓迎ぶりでした。
 中身で何ともエレクトさせてくれたのが「Heartbreaker (Remix)」です。なんとスヌープの傑作“Ain't No Fun”を使用したウェッサイ・グルーヴでマライアが迫り狂うファンク曲。クソ暑い時、プールサイドなんかでもピッタリ。ゲストでラップするDa Brat & Missy Elliottも曲を盛り上げます。なおSnoop Dogg本人はチルアウトな「Crybaby」でゲスト参加もありです。一方シングルヒットした、Jay-Zをフィーチャーした「Heartbreaker」の方も、ステイシー・ラティソウをサンプリングしたキャッチーさで、これもなかなか。アップではシェイクスピアの切れが冴える「X-Girlfriend」もイケますが、同じ年に大ヒットしてたTLCの“No Scrubs”とイントロが酷似しててビックリした「How Much」もUsherがゲスト参加のナイス・チューン。でもノー・リミット勢(Mystikal & Master P)との「Did I Do That?」は調子乗りすぎって感じです。そしてスロウは、久々に全力ソウルを見せてくれたジャム&ルイス制作の「Can't Take That Away」が超強力。ベタすぎたウォルター・アファナシエフの名が消えたのは正解です。90年代半ばに鼻につくバラードで黒音ファンからひんしゅくだったもののコレには唸らされました。“I'll Be There”をカヴァーしてた頃の熱い歌唱にシビれます。鳥にしか聴こえないと言われた超高音ヴォイス多用のメロウ「Bliss」や、最後のJoe & 98 Degreesを迎えたゴスペル・バラード「Thank God I Found You」も好感触でした。でも他は、お馴染みカヴァーのフィル・コリンズ「Against All Odds」がオリジナルよりは良好って程度。ややウィスパー・ヴォイス多用しすぎってのはマイナス材料でした。
「やたらと肌の露出が増えてきた頃のマライア。音作りは、よりクールにブラッシュアップ!」

Mariah Carey;Da Brat;Missy Elliott - Heartbreaker (Remix)


Mariah Carey ft. Jay Z - Heartbreaker


Can´t Take That Away




テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

Rhapsody In White / The Love Unlimited Orchestra * 1974 20th Century | Home | That's Why God Made The Radio / The Beach Boys * 2012 Capitol

コメント

バカっぽさと 圧倒的な歌のうまさが アンバランスですが この頃は スタイル抜群でしたね。
ダンナをしっかり尻にしき ますます迫力ましてますね。
大御所やけど 重みに欠けるとこもありますね。
まだまだ 暑さは 続くので ezeeさんも 体調に気をつけてくださいね!

2012/08/19 (Sun) 15:19 | まり #- | URL | 編集
No title

★まりさん
 このバカっぽさも計算のウチやったのかもしれませんが、新たなファン層獲得には成功したハズ! なかなかの人です。
夏バテ気味で正直ヘロヘロですがお互いがんばりましょー!

2012/08/20 (Mon) 22:23 | ezee イージー #- | URL | 編集

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