Sex Machine / James Brown * 1970 King

James Brown
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 数あるインチキ・ライブの中でも最高なのが、代表作と言っていいタイトル曲を収めたセックス・マシーンッ!最初、2枚組のLPで買った時には嬉しくてずっと部屋に飾ってた程。J.B.といえばライヴ命の人だったので、オールタイムで数えきれんくらいライヴ盤が存在しますが、全盛時を切り取ったもので一般的に最も有名なのはやはり本作です。しかしながら、このオッチャン。あまりにもライヴ好きだったのが高じて、スタジオ録音に歓声を被せた疑似ライヴも数多く存在するのが凄いところ。最初の頃、正直どれがホンマもんのライヴかワケが分かりませんでしたが、いいんです。ゴッド・ファーザーですから! ミキサーの前に座って、“何が悪いねんっ”って言ってるところ容易に想像できます。ホント素晴らしい人です。そんなJ.B.に誰も逆らえるワケありません。全盛時の横山やすしにケンカを売るようなモンで、異を唱えた奴がアホです。でも御安心を。半分は正真正銘の69年オーガスタ・ライヴですので、絶対の必携盤です。
 そんな事でレコードでは2枚目だった真正激熱ライヴ。煽りのMC“The Star Of The Show, Hard Working, Mr Dynamite!!”から突入する「I Don't Want Nobody To Give Me Nothing」から高速版「Licking Stick」と物凄い緊張感で始まります。これは何回、聴いてもシビれまくりで、全ソウル・ファン必聴と言いきります! 同様にエゲつないのが再びMC登場からヒートアップする「There Was A Time」。御大の“Name was a Place, What? Georgia!! ”となるコール&レスポンスも鳥肌もんで、そっから急激にギア・チェンジしてかます18番スロウ「It's A Man's Man's World」の流れも圧巻。終盤の「I Can't Stand Myself」~「Mother Popcorn」も熱気冷めやらずで最高のオーラス。クライヴ・スタブルフィールドのタイトなビートに、歯切れ良いジミー・ノーランのカッティングとバンドの名仕事も特筆モノ。
 1枚目の偽ライヴも代表作「Get Up I Feel Like Being Like A Sex Machine」や「Give It Up Or Turnit A Loose」とブーツィ&キャットフィッシュ時代のJ.B'sの名演が聴けますが、“Funk Power”(←必須!)なる編集盤でスタジオ録音として聴けます。とはいえブーツィ擁する「Bewildered」や「I Got The Feeling」は本作ならではの貴重な記録。スタジオ録音ながらライヴ同様の熱さで迫ります!
「正直、この時代のJ.B.に関しては手放し絶賛しちゃいますが、美味いモンは美味い。これホンマ!」
 
Sex Machine



テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

気分 / 憂歌団 * 1984 For Life | Home | Get Closer / Michael Cooper * 1992 Reprise

コメント

No title

暑苦しくて強引で自由奔放で我儘で、と
男としての本能むき出しの所が何と言っても素晴らしい!

本当はひれ伏して奉りたいとこですが、
こんな音の塊を聴いたら体を揺らさんワケにはいきません。
素晴らしすぎるアルバム。宝です。

>数あるインチキ・ライブ

さすがezee君(笑)大笑いしてしもた。。。

2012/10/04 (Thu) 16:45 | めれんげkonomi #- | URL | 編集
No title

757円って! 三宮と大阪の往復が780円やで(関係ないけど)。 中学生以上は必携ですな。

2012/10/04 (Thu) 23:46 | 新神戸山脈 #pGdjjsNE | URL | 編集
No title

★konomiさん
 いやホンマ最高すぎる人でした。
どれもこれも一緒やんけという輩もおりますが、そこはチャック・ベリーと一緒。同じような曲でも、それぞれ男の美学があるんですわ!

2012/10/05 (Fri) 01:14 | ezee #- | URL | 編集
No title

★新神戸山脈さん
 しかし円高とはいえ安すぎるな。ガキ達にも、こういうなの聴いて立派でアホな大人になって欲しいもんやね~

2012/10/05 (Fri) 01:17 | ezee #- | URL | 編集

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