More Hits by The Supremes / The Supremes * 1965 Motown

Motown
51axbvQyp2L.jpg



 60'sモータウンに惹かれ続けるのは、グルーヴィーなソウルでありながら実にポップでとっつきやすいところ。その要素としてはファンク・ブラザーズによるツボを押さえた演奏もありますが、何といってもクオリティの高い洗練された楽曲。ビートルズを始めとして、数々のビート・グループがお手本としたクールなアレンジやメロディは、まさにエヴァーグリーンです。その魅力を体現してくれた代表格がスプリームスですが、彼女達の数多くあるヒット曲に携わったのがH-D-H(ホーランド=ドジャー=ホーランド)の曲作りのプロ集団。そのH-D-Hが全曲を手掛けた65年のスプリームス全盛期の6枚目は、ダイアナ・ロスのコケティッシュな魅力もあって大ヒットとなった優秀作12曲です。
 収録曲の目玉はやはり破竹の勢いでチャート連続No.1を続けていた時のシングル曲「Stop! In The Name Of Love」。いきなりキャッチーなサビで始まるインパクトはやっぱり抜群。メアリー&フローレンスのコーラスも楽しいモータウンを代表するメガ・ヒット。そしてもう1曲のNo.1ヒット「Back In My Arms Again」も本作の代表曲。モータウン・サウンドの象徴ともなっているタンバリンで強調されたスネア頭打ちビート(←ストーンズで言うとサティスファクション)が何ともカッコいいです。他も、初っ端のキャッチーな「Ask Any Girl」、頭打ちビートの秀作「Nothing But Heartaches」、シャッフル・ビートがたまらん「Mother Dear」に「The Only Time I'm Happy」など目一杯キュートなガールズR&Bが楽しめます。他も、メアリー・ウェルズが歌ってた「Honey Boy」、ダイアナのスウィート極まりない「Whisper You Love Me」から、最後のしっとりした「I'm Love Again」までエエ曲はみんなスプリームスに行ってたのかと思うほどクオリティ高し。
 さらに凄いのが2011年Expanded盤。“恋のキラキラ星~ベイビー・ラヴ”をアレンジしたCM曲「Coca-Cola Commercials」に、1964年FOXシアターライヴの3曲などは楽しさ抜群。未発表音源だった「Come Into My Place」や「Take Me Where You Go」、映画“踊る太陽”からの「Surfer Boy」や「Beach Ball」、本編の別テイク、マーヴェレッツ曲、ヒット曲のドイツ語ヴァージョンなど盛り沢山の51曲2枚組仕様。たまらんのが最後の65年パリ・オリンピア・ライヴ5曲で、ヒット曲からブロードウェイ曲まで色とりどりに魅せながらオーラスがサム・クックの「Shake」。この辺の器用さも魅力です!
「ヒッツヴィル・サウンドの輝ける3人組、スプリームス。華、ありますわ~」

Stop! In The Name Of Love


Back In My Arms Again




テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

Rubber Soul / The Beatles * 1965 EMI | Home | We're The Soul Girls! / Jeanne And The Darlings ・ The Charmels * 2012 Stax (Ace)

コメント

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ