Royal Grooves / Various Artist * BGP (King)

Funk
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 ロイヤル・グルーヴ。なんとも格調高い題名やないですか。とにかくタイトルに何たらファンクとか、何たらグルーヴとかついてるだけで体がピクっと反応してしまう私。しかもスーパー・ファンク・シリーズとか数々のレア・グルーヴ・コンパイルで顧客の信頼を勝ち取ってきたBGP編纂。これは素通りするワケにはいきません。ファンク重病患者には一定の処方箋になり得るナイスな編集盤の登場に、またもや歓喜です。
 さてこのKingレーベル。好きモンのかたは御存知の通り、あのJ.B.が71年Super Badまで籍を置いた重要レーベルです。60年代以降は売上シェアの大半がJ.B.でもってるようなレーベルでしたが、他のも聴きなはれっていうことでコレです。勇ましいグルーヴを持つKastleの「Getting Down」でスタート。アーシーなオルガンが光ります。しかし実際よっしゃ!となるのがKay Robinsonなる70年「The Lord Will Make A Way Somehow」。コノ感覚、もしやと思って見てみるとやはりJ.B.制作。とぐろを巻くグルーヴがビシャリ決まっていて大満足です。またマーヴァ・ホイットニー彷彿のElaine Armstrongの68年「Sad But True」や、後にJ.B.のレビューでも活躍するマーサ・ハイがいたThe Brownnettesの「Baby, Don't You Know」も御大のマナーに沿った優秀ファンク。腰にくるグルーヴ2曲「Shoe Shine」、「Peter Rabbit」が収められたインディアナ出身のThe Presidentsや、切れ味抜群のホーンがたまらんFrank Howard & The Continentals「Do What You Wanna Do」も聴き応えあります。J.B.の専属ヘアメイクをしていた小学校からの友人というLeon Austinは御大名義のインスト作“Nose Job”に歌をつけた「Steal Away」が収録。これもカッコいいです。レディ・ソウルではConnie Austinの68年作「Ball Of Fire」がゆったりしたグルーヴでたまらん出来。また、50年台から同レーベルのスターHank Ballardがザ・タップスと組んだ「Unwind Yourself」、ハモンド・オルガンのBill Doggett「Wet And Satisfied」などJ.B.の先輩格も登場。中には50年台アトランティックで大スターだったThe Coastersの72年録音「Cool Jerk」なんてのもあり。J.B.がKingを離れた70年代は迷走気味ですが、ニューオリンズのマエストロ、ウォーデル・ケザーク絡みのBonnie & Sheila「You Keep Me Hanging On」、モダンな70'sソウルGloria Edwards「Keep Up With My Man」などはかなり秀逸。最後はレーベル末期のロウ・ファンクWilly Wileyの「Push And Shove」。塩辛声が渋いもののレーベル再浮上とはならなかった模様。
「やはりR&B時代の名門KING。レーベル名に負けない力強い名演がズラリ!」
Kay Robinson - The lord will make a way somehow


Gloria Edwards - Keep up with my man




テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

Singles 1968-1971 / The Rolling Stones * 2004 Abkco (Decca) | Home | 5-10-15-20-25-30 Years Of Love / The Presidents * 1970 Sussex

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