Brian McKnight / Brian McKnight * 1992 Mercury

90's Male R&B
Brian McKnight



 R.ケリーやなんかと同じ92年同期デビューのブライアン・マックナイト。会社や学生みたいに同期愛みたいなもんはあるのでしょうか。まぁどうでもええのですが、自分にとってはガイやR.ケリーの音に洗礼を受け俄然新しいR&Bに興味が向いてきた頃、ストリート臭がした当時の若手からしたら、やたら上品な香りのする人でした。歌い方も繊細なスティーヴィー・ワンダー系って感じ。TVで見たアポロ劇場のアニヴァーサリーイベントでアル・グリーンやテディ・ペンダーグラス等の大物と一緒に登場し、堂々たる歌唱を披露のが興味のきっかけ。程なくして聴いた本作はまさに正統派R&Bシンガーって感じでした。兄貴のテイク6・クロウド・マックナイト譲りもあってか丁寧に歌い込むスタイルは好感度高しです。
 さて23才の時に発表したデビュー作。自分と全く同い歳ってこともあって何かしら贔屓したくなる1枚でした。全編、自らの手でプロデュースし、殆どの曲作りも自作っていう才能を見せつけてくれます。キース・スウェット大先生ほど毒気はありませんが音楽に対する真摯な姿勢がヒシヒシ伝わります。冒頭のダンサブルな「Yours」や「Goodbye My Love」はNJS以降のクールなハネ感がスタイリッシュでたまりません。ミッドナイト・グルーヴといった趣きのシングル曲「The Way Love Goes」や「Love Me, Hold Me」もスマートに決めてくれます。多重録音コーラスも気持ち良く決まるスロウ・グルーヴ「After The Love」や、アイズレーズみたいな「Stay The Night」なんかはムチャクチャ歌の上手さを実感できます。そして最高なのが美しいバラード「One Last Cry」で、恋に破れた男の哀愁を切々と歌いあげます。「Never Felt This Way」あたりもピアノをバックにブライアンの上手さがクッキリ浮かび上がる佳作。テイク6参加の「Is The Feeling Gone」ではジャジーに決めてくれます。また終盤で秀逸なのがホール&オーツの大ヒット・カヴァー「I Can't Go For That」で、ダリル・ホールそっくりのVoには少々驚きでしたがラップもフィーチャーしてダンサブルなグルーヴを構築。ここではキッパー・ジョーンズも参加です。最後は兄貴クロウドと多重録音によるアカペラ・メロウ「My Player」で粋な締め。
「今もナイスな中年シンガーとして活躍のブライアン。最初からレベル高すぎっ!」

One Last Cry


Goodbye My Love




テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

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