Free Soul Avenue / Variousu Artists * 1996 Victor

Groovy & Mellow
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 なんじゃかんじゃ言っても結構、重宝するのがフリー・ソウル。本シリーズをきっかけに注目を浴びたアーティストも数知れず。有名無名問わず、ひたすら気持ちええ70sグルーヴを提示してくれた編集スタッフには感謝です。もう打ち止めの感もあって最近は新作は出てませんが、この冠で初期に出されたものは、後々ブランド力を高めるのに大いに貢献した名編集多しです。
 これは8作目となるRCA~BMG音源。中身は今やお馴染Niteflyteの「You Are」でスタートです。SMAPの初期傑作“がんばりましょう”の雛型としてすっかり有名ですが、原曲のフュージョンっぽいソウルも演奏が実にタイト。普通でいったらソウルのカテゴライズされないMelissa Manchesterが堂々とセレクトされるのもフリー・ソウルの良いトコ。白眉のグルーヴィーな演奏が展開される70s スプリームス・カヴァー「Bad Weather」がここでは聴けます。そしてフリー・ソウルと言えばコノ曲「Work To Do」。数多あるアイズレーズの名曲カヴァーですが、The Main Ingredient版がチョイス。ヴォーカル・グループならではのハーモニーもビシッと決めてます。中にはサンプリング・ネタとして使われた曲も多数収録ですが、中でも注目はロック・シンガーLou Reedの「Walk On The Wild Side」。あのATCQ“Can I Kick It?”でも使われたウッド・ベースが超心地良し。あと人気曲のLinda Williams「Elevate Our Minds」、ニューオリンズ産とは思えん洗練されたChocolate Milk「How About Love」も嬉しい収録。そして後半に集中するスタイリッシュな音の連打はお天気の日中ドライヴにでも流すと最高なグルーヴ。まずジャネイの“Hey Mr. DJ”の元ネタで一気に有名曲となったMychael Wycoff「Looking Up To You」、白人バンドながら激クールなJames Walsh Gypsy Band「Cuz It's You, Girl」、Gカッティング&パーカッションが気持ち良すぎるBreakwater「Say You Love Me Girl」、そろそろちゃんと再発して欲しいナイス・レディ・ソウルZulema「Wanna Be Where You Are」、メロウ&グルーヴィのお手本と言いたいFriends Of Distinction「When A Little Love Began To Die」と5連発。極上の鮨ネタ5貫食ったような気分が味わえます。後は好みの問題なので言及しませんが、Jose Felicianoのスティーヴィー・カヴァー「Golden Lady」、The New Birthによるジャクソン5「Never Can Say Goodbye」、ちょっと物足りんDawnのアル・クーパー「Jolie」あたりは注目です。
「新たなカテゴライズで楽しませてくれたフリー・ソウル。ナイス・グルーヴ、ごっつぁんです!」

Niteflyte - You are


Michael Wycoff - Looking Up to You



テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

The Blues Brothers Music From The Soundtrack * 1980 Atrantic | Home | Soul Fingers ...and funky feet / Various Artists * 1990 Blue Note

コメント

ezeeさん♪Free Soulは良いですよね!自分も持ってます♪
面白い曲も多いし、真っ黒なグルーヴがたまらないです!

2012/05/13 (Sun) 08:41 | リュウ #EKsGaSlY | URL | 編集
No title

★リュウさん
 発見だらけのフリーソウル。面白いっすね~
案外、仕事しながらのBGMにもイイんっすよ!

2012/05/13 (Sun) 22:21 | ezee イージー #- | URL | 編集

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