WB Soul Masters 2 / Various Artists * 1992 Warner Bros

Soul Compilation
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 先に掲載したソウル・マスターズの続編がこのグループ編。発売当時('92年)、全く知らないアーティストばっかでしたが“傑作選りすぐり”という言葉を信じて購入。ワーナー傘下でアルバムさえ出せなかった無名のグループのシングル盤中心で、帯に書かれた言葉通り素晴らしきディープソウルの連打は賞賛モンの企画。20年経った今でも光り輝いています。この手のモンはレアなだけでロクなもんが無いという概念を吹き飛ばしてくれました。
 さて、この選りすぐり20曲。いきなりハート鷲づかみにしてくれるのが70年代前半のグループCool Sounds。元々、日本の熱心なファンには人気だったらしいですが一般的には超のつく無名。しかしながらココでの素晴らしき録音はソウルファンなら聴き逃せない名曲。デヴィッド・ラフィンを彷彿させるバリトン・リードに耳釘付けとなります。冒頭の劇的なスロウ「Boy Wonder」には120%ブッ飛ばされます。これ1曲で元は取れると言っていい極めつけの傑作。興奮のミディアム「Free」、女声Voをフィーチャーしたスロウ「I'll Take You Back」、ファンキーな「Where Do Go From Here」、スウィートな味がたまらん「Love Like Ours Could Last A Million Years Or More」、「Who Can I Turn To」と珠玉の6曲が収録。次に登場なのがリプリーズ発73年セント・ルイスのHypnoticsは、ほのかなシカゴ・テイストも魅力。スウィートな逸品「Girl, You Know That I Love You」に惹かれますが、躍動感溢れるダンサー「Dance To The Music」も魅力。また激レアだったという73年のAristocratsは「IP Slippin Dippin」がカッコいいリズム・ナンバー。軽快ダンサー「Let's Get Together Now」は後にWBのフィリー・コンピにも収録されました。そして本作で初聴し、ようやく今年アルバムが組まれたThe Apollas。もう能書き不要の絶品女性3人組で激傑作バラード「Who Would Want Me Now」はじめ避けて通れない6曲が収録。これは是非、Kentの決定版で保持していただきたい60's ソウルの至宝。最後に登場するのが64年のLoma系グループ、Enchanters。ご存知ガーネット・ミムズとやってた人達です。押しの一手で迫るブルース・ソウル「I'm A Good Man」に、ホロっとくるイナたい名スロウ「I Wanna Thank You」と泥臭く聴かせてくれます。
「発掘作業も大分進んだ良質ソウル。キリが無いと分かってても、なんぼでも聴きたい~っ」
Cool Sounds - Boy Wonder


Enchanters -I Wanna Thank You




テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

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