The Anthology / Chuck Berry * 2000 Chess

50's Pioneers
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ず~っと釣り糸垂らして待っていたチャック・ベリーのベスト盤。待ってたのはジャケットが格好良くて、重要曲全て網羅で、音圧ビンビンのリマスター仕様ですが、ド真ん中に来たのがコノ2枚組です。ベートーベンに匹敵する偉大なコンポーザーであるチャックですが、基本的にR&Bの流れの中にカントリースタイルのビート&ギターをミックスさせて、黒人ながらあっさりスタイルのヴォーカルを乗っけて出来上がったオリジナルスタイルって感じです。当時の風刺やライフスタイルを巧みに歌にして、独特のギターフレーズと共に数多くの支持を得た偉人。悲しいかな黒人にはあまりに白っぽかったのかフォロワーがあまり生まれませんでしたが、StonesやBeatlesにこぞって取り上げられ教祖となっていったのは御存知の通り。
 中身は全てR&Rクラシックといって過言ではない名曲オンパレードで「Too Much Monkey Business」、「Johnny B.Good」、「Around And Around」、「Beautiful Delilah」、 「Sweet Little Rock 'N' Roller」、「Little Queenie」、「You Can't Catch Me」、「Back In The U.S.A.」、「I'm Talking About You」、「Come On」などマジで書ききれない程の重要曲だらけです。でも乱暴な言い方をすると1stヒット「Maybellene」に全てが集約されています。複弦ギター奏法、PianoのJonnie Johnson(コノ人無しでは始まりません)を核とするスウィングしまくるバックの演奏、とコレを気に入らん人はあとは聴いてもしゃーないって事です。ライブではギター1本で現地入りし地元バンドを雇いイマイチなライブが多い適当なチャックですが、ホントはこの鉄壁バック陣が揃って本来の良さが出てくると感じます。Johnnieも参加してkeith Richardが仕切った映画「Hail! Hail! Rock'n Roll」ではチャックのスウィングビートを理解したスティーブ・ジョーダンらが脇を固め例外的に素晴らしいLiveが見れ必見です。劇中名曲「Carol」のイントロで何度もキースに駄目だしをするシーンはチャックの細部にまでの拘りを痛いほど感じる名場面です。
「全部でなんと50曲収録。チャック・ベリーなんて全部おんなじ曲やんけという人は聴く必要なし」

Maybellene 1955


Carol


テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

Stray Cats / Stray Cats *1981 Arista | Home | With The Beatles / The Beatles * 1963 EMI

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2005/12/13 (Tue) 03:09 | # | | 編集
トラックバックありがとうございます

まさにベートーヴェンに比肩する才能だと思います。元祖自作自演ってことももっと評価してよいのではないかと思います。

2005/12/14 (Wed) 10:39 | bushclover #- | URL | 編集

★Luxx&bushcloverさん おおきにです。
 ボ・ディドリーしかり自作自演ってのは
 凄いっすね。殆ど分業の時代に!
 R&Rを身近な存在にしたのはコノ人抜き
 には語れませんな~
 また よろしくお願い致します!
  

2005/12/15 (Thu) 02:23 | ezee #- | URL | 編集

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The Beach Boys1964.7Produced by Brian Wilson① I Get Around B. Wilson - M. Love :US #1 /UK #7② All Summer Long B. Wilson - M. Love③ Hushabye D. Pomus - M. Shuman④ Little Honda B. Wilson - M. Love :US #65⑤ We'll Run Away B. Wilson - G. Usher⑥ Carl's

2005.12.13 (Tue) 12:11 | ♪Tin Pan Alley♪

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2005.12.14 (Wed) 23:47 |
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