FC2ブログ

音系戯言

ARTICLE PAGE

Go Back To De Basic Thing / 近藤房之助 * 1990 BMG

go husa

  90年代前半、市場を席巻してたビーイング一派。B'zをはじめT-BLANにDeenやらWandsやら・・よう似た音ばっか金太郎飴みたいに出しやがって、こらぁ長持ちせんぞっと斜に構えて眺めてました。(といいつつカラオケでは結構、歌ってましたが・・) しかし認めざるをえないグッジョブもあったのも事実。名企画盤“Royal Straight Soul”や、一連の房之助氏のライヴ盤など、職人的アーティストにもスポットを当てしっかりと評価を高めたのは功績。本作録音場所も、私の地元京都にあるアーシーなライヴハウス磔磔のような小屋じゃなく、今は亡き六本木ピットインで録られてるってのもミソ。アーバンな感覚で演奏される、モダン・ブルースには持ってこいでした。これまで憂歌団を聴くようなファン層くらいしか耳にしなかったブレイクダウン時代の房之助を女子大生までもを購買層とした手法は流石でございました。
 さてこのライヴ。何と1曲目からオーティス・ラッシュの「I Can't Quit You Babe」とズッシリしたへヴィー・ブルース。ええ根性してます。続く「Too Many Cooks」はジェシー・フォーチュンって人のカヴァーで、これが強烈にカッコええ曲。盟友・小島良喜もカッコええピアノを奏でます。フレディ・キングの「Same Old Blues」まで演ってる冒頭ブルース3連発で、ルーツ愛を見事に表現。しかし日本人離れした歌唱に度肝を抜かされます。中盤は歌心溢れる渋い名曲系カヴァーの連打で、ライチャス・ブラザーズ「You've Lost That Lovin' Feelin'」、ウィーク・エンダーで御馴染(←古い)BS&Tの「Spinning Wheel」とタイトで安定した演奏と共に熱い歌を聴かせます。中盤に登場する、房之助による英詩オリジナルでのファンキー・ブルースな「Mama Mama」、「Go Back To The Basic Thing」、AORの香りもする「Pick Yourself Up」も総じてカッコ良し。そして終盤も有名曲カヴァー連打です。ミラクルズ「You Really Got A Hold On Me」、ジョニー・テイラー「Part Time Love」、B.B.キング「Rock Me Baby」などアーバン・ブルース風に仕上げてますが、ゲストの今は亡き塩次伸二氏のギターも聴きモノです。最後はブルー・アイド・ソウルの傑作「Everytime You Go Away」で感動的な締め。
「愛すべきグレイト・シャウター房之助。踊るポンポコリンだけと、ちゃいまっせ!」

Pick Yourself Up




Comments 6

リュウ

ezeeさん、お早うございます♪
このアルバムがまさに出会いの一枚なんです!
完全やられましたねー♪
選曲もナイス、そして遡りブレイクダウンへ♪
これも保存盤間違いなしです(笑)

2012-03-27 (Tue) 08:03 | EDIT | REPLY |   

まり

おごる平家久しからずのB-ing

房之助は 今のところ日本一歌うまいんと ちゃうかな?
一般の人は 踊るポンポコリンしか知らんけど この人の黒いフィーリングは 唯一無二やね♪
亡き塩次伸二氏のギターも なつかしおす(^^)

2012-03-27 (Tue) 20:46 | EDIT | REPLY |   

哀愁の春日野道

No title

この人の歌うRainyNightInGeorgiaが大好きでしたねえ。シビレました。

2012-03-27 (Tue) 23:16 | EDIT | REPLY |   

ezee イージー

No title

★リュウさん
 うまいこと馴染やすいカヴァーも入っていて良い選曲でしたね~。ビーイング時代のライヴはどれもカッコいいっすな。BBクイーンズとギャップも良かった!

2012-03-28 (Wed) 23:18 | EDIT | REPLY |   

ezee イージー

No title

★まりさん
 いやホント、骨格から日本人ちゃいますよね。凄い声圧でほんまシビれる声。ビーイングの良心でした!

2012-03-28 (Wed) 23:19 | EDIT | REPLY |   

ezee イージー

No title

★哀愁の春日野道さん
 そうそう、RainyNightInGeorgia! マジであれは良かった。この人のおかげでコノ曲、好きになったわ!

2012-03-28 (Wed) 23:19 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply