音系戯言

ARTICLE PAGE

New Beginning / SWV * 1996 RCA

149365.jpg

 デスチャ以前の90年代のガール・グループっていえばアン・ヴォーグ、TLCってとこがすぐに頭に浮かびますが、負けず劣らず素晴らしかったのがSWVの3人さん。最近、また集まって新曲を披露してて、それがまたエエ感じやったので久々に全盛期のにも手が伸びました。とにかくグレイト!っていうしかないサウンド・プロダクションに特徴あるココ嬢の甲高い声、気持ちええコーラス、キャッチーな楽曲とこの頃は最強でした。
 さてこの2nd。リミックスって言葉が市民権を得た頃、立役者でもあったプロデューサーAll Starが絡んだってことだけでも期待が大いに高まった作品でした。というのも前作からウータン・クランとの極上Remix“Anything”など、オリジナルを上回る勢いのRemixを世に送り出し、オリジナル至上するのがアホらしくさせた張本人がこのAll Starだったから。その彼が制作ってことだけで大丈夫って思った1stカットの「You're the One」から「Whatcha Need」のアップの流れは超グレイトで間違いなく本作のハイライト。ポップな中にもゴスペル的な要素もきっちり持ち込んだ絶品スロウ「Love Is So Amazin'」もAll Star仕事で、まさに本作の立役者。こんなカッコええR&B無いぞって当時マジで思わせてくれました。EPMDのEric Sermonも制作とラップで関与した「On & On」も激クール仕様で満足度高し。Hip Hopも今ほど鋭角的でなく、R&Bもフューチャーリスティックでない良き時代のヒップ・ホップ・ソウルとして最高の形を創り上げてます。中盤以降に立て続けのスロウも上質で、全くだれません。中でもネプチューンズの初期仕事「When This Feeling」あたり絶品でトロけさせてくれます。ネプは評判の「Use Your Heart」も手掛けてます。他も、これまた凄かったファーストを全編手掛けてたブライアン・アレキサンダー・モーガンがセンスよくまとめた「Fine Time」に「What's It Gonna Be」、「That's What I'm Here For」、ダリル・シモンズによる「You Are My Love」、ボトムがしっかり効いた「I'm So In Love」と、どれもココ嬢の特徴ある歌声に見事マッチング。またココだけでなく、タージがリードを取るステイプルズみたいなスタックス系「It's All About U」、美メロ職人チャッキー・トンプソンのお膳立てでリリーが歌う「Don't Waste Your Time」と、ホント抜け目の無いアルバム。
「当時の売れっ子音職人がSWVを題材に最高の仕事をした傑作。マジ気持ちエエ音、揃てまっせ!」

You're The One


It's All About U


Comments 4

哀愁の春日野道

No title

Coolでカッコいい娘たちでしたね。HumanNatureベースのいい曲があったよね??

2012-03-18 (Sun) 13:45 | EDIT | REPLY |   

ezee イージー

No title

★哀愁の春日野道
そうそう、Right Hereな。この頃は熱心にシングルまで買ってました。

2012-03-18 (Sun) 23:34 | EDIT | REPLY |   

YO-SUKE

祝SWV復活

本作は本当に力が入ってて、中でも前半のキャッチーさはヤバイなぁと。
後半のどっしりした幹もさすが。いまだに色あせてません。
彼女たちは作品ごとに違う流れで楽しませてくれるのがポイントだったかなぁ

2012-03-20 (Tue) 09:38 | EDIT | REPLY |   

ezee イージー

No title

★YO-SUKEさん
 ほんとヤバいくらい良かったです。買ったとき当たりやと、すぐ思えました。新作も良さげっすね~

2012-03-21 (Wed) 00:42 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply