Hampton Coliseum (Live, 1981) / The Rolling Stones * 2012 Stones Archive

ん~来た、来た、来た~!ってことで、超うれピーのがストーンズ・アーカイヴ音源第2弾。(→第1弾はコレ) なんとリアルタイムでファンになった頃の想い出深き81年U.S.ツアーのライヴ。ハンプトン公演の音源が堂々の登場です。ハンプトンっていえば“Still Life”にも4曲(「Let's Spend The Night Together」、「Shatterd」、「Time Is On My Side」、「Just My Imagination」)が収められ全米中継もされた公演ですが、ここではその音源の全貌が惜しみなく配信。勿論、ボブ・クリアマウンテンによる骨太仕様のオフィシャル・クオリティ。素晴らしすぎやないですか。このツアーの映画“Let's Spend The Night Together”もこよなく愛しておりますので狂喜乱舞ですヨ。キースが乱入した観客をテレキャスでドツいてたのもハンプトンです。数年後のスティール・ホイールズ・ツアーからは大所帯ツアーとなりますが、このツアーまではギターバンドであることを前面に押し出した小編成。フェイセズのイアン・マクレガンと、これが最後のツアーのなった6人目のストーンズ“イアン・スチュワート”の鍵盤サポートとサックス“アーニー・ワッツ”のみがバンドをサポート。ネオロカの影響もあってリヴァーヴ深めのサウンドでキース&ロニーのギターがタイトに炸裂。コーラスも自前なのでキースのガラっぱち声も随所で聴けてこれまたええ感じです。
とにかくカッコよかったのがオープニング。できれば“A列車で行こう"から収録して欲しかったですが、このツアーでの定番「Under My Thumb」からスタートでルーズな絡み満開。イントロでミックがオーディエンスを煽ってる様子もよく分かります。サム・ガールズ・ツアーでもカッコよかった「When The Whip Comes Down」や、PVも最高だった「Neighbours」や、スタジオ盤からテンポアップの「Let Me Go」などロン・ウッド加入後のソリッドなR&Rもてんこ盛りで、エディ・コクランのロカビリー・カヴァー「Twenty Flight Rock」もピシャリはまってます。また中盤での感動ハイライトはやはり「Time Is On My Side」から「Beast Of Burden」、「Waiting On A Friend」とソウル系3連発。この辺りは、そこらのバンドでは絶対出せない味。数多のR&Rバンドが出てきても、ここらで差が歴然となるんすよね~。名曲「You Can't Always Get What You Want」も、このメンバーで演ってるのが一番好きです。バンド紹介ではミックからキースへ♪Happy Birthday To You♪で照れたキースが慌てて「Little T&A」へ突入って場面も。そしてグレイトすぎる「Tumbling Dice」からラフに突っ走る「She's So Cold」、「Hang Fire」って当時の新曲に流れていくトコもたまりません。終盤はこれでもかの人気定番曲連発ですが、すでにその中に今ツアーでは新曲の「Start Me Up」も違和感無く組み込まれてます。もちろんラストは「Satisfaction」で大団円。ごっつぁんです!
「しかし今回も26曲で7ドル(MP3)の大安売り。円高は決してよろしくないですが、ココでは歓迎っす!!」
Under My Thumb
Waiting On A Friend
Substitute
No title