I'll Give All My love To You / Keith Sweat * 1990 Elektra

90's Male R&B
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癖になる山羊声ソウルで息の長い活動を続けるキース・スウェット。なんだかんだいってもう20年以上のキャリアの中でいろいろ出してきましたが、出塁率の高さは特筆すべきもの。なんか聴こうと思ってi-tunes開けて、とりあえずR&Bって思ったら、この人を流しときゃOKって感じ。どんな時も外しません。しかし少子高齢化の世の中である今こそ更に活躍すべきメロウでエロなソウル・シンガー。活動初期から、やってる事がたいして変わってないのが嬉しいオッサン。今や孤高のエロ仙人みたいな存在ですが、まだテディ・ライリーと蜜月だった頃のキースも格別です。
 インタールードから続いて始まる「Make You Sweat」。ニュージャックしてます!腰が動くグルーヴっていうか、ややもすると無機質気味になる打ち込みビートが躍動感に満ち溢れてます。ちなみに前作のデビュー・アルバムはNJSの創始者テディ・ライリーのプロデュースでしたが、本作は“自分で、すんねんっ”とセルフ・プロデュース。でもココは明らかに鍵盤で参加しているテディ・ライリー系の音です。あ~カッコええ。以降はベッド・タイムのお供になりそうな絶品スロウの連打。曲調は完全70'sソウルの「Come Back」、ブルーマジックのフレーズも飛び出す「Merry Go Round」と粘り気も絶好調の歌声。もし最初に聴いたら“あ~、ねちっこいっ”と拒否反応かもしれませんが、3曲でも聴いたら終わり。このヌメヌメ愛撫が欲しくてたまらなくなる仕組みです。後に一緒にグループまで組む故Gerald Levertの熱い歌い回しに耳が傾くデュエット「Just One Of Them Thangs」や、ロボ声やJacci McGheeも絶妙に絡む「I Knew That You Were Cheatin」あたりも絶品スロウと言って差し支えない仕上がり。18番のスロウが際立ちますが、アップもちょっと地味ながら「Your Love」に、その「Part 2」と良好。前者はボビー・ウーテンと後者がテディ・ライリーが制作に関わっており、より鋭角的なのは後者。そして最後がタイトル・トラック「I'll Give All My Love To You」。キャリアの中でも上位に位置する絶品スロウ・ジャムで、メロメロになること間違い無し。全体的には副プロデューサーのボビー・ウーテンの下支えも奏功です。
「正直、どれ買っても、それなりに楽しめる人。頑固なまでのメロウへのこだわりは一貫してます!」

I'll Give All My Love To You




テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

Hampton Coliseum (Live, 1981) / The Rolling Stones * 2012 Stones Archive | Home | My Brother's Keeper / Walter & Scotty * 1993 Capitol

コメント

No title

なんだかんだいってキースのアルバムの中では一番聞いてると思います。なんというか世界感を作ってしまいましたよね。
この前の来日公演ですが、けっこう歌えてたんで、まだまだいけるな~てな印象でした。

2012/02/07 (Tue) 12:32 | hiroo #pAfneXZY | URL | 編集
No title

★hirooさん
 もはやベテランの域となったキースさん。自分の世界持ってる人は強いっすな。お客さんの指名買い、多いですもんね~ トレンドも適度に見てるのが◎ですね。

2012/02/08 (Wed) 20:48 | ezee #- | URL | 編集
キース様

山羊声に納得。それでも、アルバムの流れを作るのが上手い人だなぁと。
最近になってようやく初期を攻め出しました。リアルタイムだけ追ってるとバチがあたります。
90年頃のトロトロのグルーヴに、良さ再認識しまくっていきます、買いまくった中古、買っただけのまま・・

2012/02/09 (Thu) 00:50 | YO-SUKE #- | URL | 編集
No title

★YO-SUKEさん
 わりと長い事やってますが、基本形が変わらんのが嬉しいとこっすね。リスナーのツボを知り尽くしたかのようなメロウな急所攻め。
これぞプロですね!

2012/02/10 (Fri) 22:51 | ezee #- | URL | 編集

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