The Invisible Man's Band / The Invisible Man's Band * 1980 Island

Funk
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 なんか意味深のちょいエロジャケがええ感じの、ディスコ系ファンクがお得意インヴィジブルマンズ・バンド(←舌、噛むわ!)。カーティス・メイフィールドの息がかかったキッズ・ファミリー・グループFive Stairstepsの進化形です。つまりジャクソン5の後のジャクソンズみたいなもん。ケニー・バークがソロになる前にやってたグループ。(のはず) 基本的には70年代後半のオハイオ・プレイヤーズとかコモドアーズの流れで充分聴ける、デジタル突入前の洗練グルーヴ。大傑作とまでは言いませんが、結構気持ちエエ演奏も聴けます。その筋の人なら確実にツボは何回か突いてくれる場面が存在しますので御安心を。
 中身は、凡人である私にはちょっと難解な「Full Moon」で肉声ビートを活用したアフリカン・テイストでスタート。この辺は好き嫌いが分かれるトコでしょう。ちなみに私はヒヤキポリネキセサナモペ共和国国歌(←ごっつええ感じ)にしか聴こえず、あかんので毎回スキップです。そして本作最大の売りであるディスコ・ヒット「All Night Thing」が登場。ちょっとアースっぽくもありベタな展開でもありますが、冒頭曲より取っつきやすさは格段に上。演奏もシャープです。次もフロア向けっぽい長尺ダンスビート曲で「X-Country」で、クラビネット&四つ打ちに被さってくるのは耳を疑うバンジョーの音。何でもありです。洒落なのか凡庸ディスコとの差別化か分かりませんが、意表突きすぎ。なんやかんやで結構戸惑う前半の後は、個人的にこのバンドの最も好きな部分が浮き出る後半部分に突入。バーク兄弟のペンによるシティ・ソウル・ミディアムの傑作「9X's Out Of 10」は本作最大の聴きどころ。何とカッコええ曲なんでしょう。粋なコーラスもばっちり決まって本アルバムの1等賞。また後期P-Funkっぽくもある変態的要素を多分に含んだナイス・グルーヴ「Rent Strike」もかなりエエ線で、1級品ファンクと言っていい仕上がりで流石。結構、腰に来ます。そして最後はラテン・フレイヴァも散りばめた「Love Can't Come / Love Has Come」で7分以上、優雅にグルーヴ。フィーリーダンサーの流れも感じますが、これも個人的には、あんまり趣味ではないです。
「長年、廃盤だったのも少し理解できる内容ですが、無視できん曲も存在。コアなソウル・ファン向けっすな」


All Night Thing

テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

Stone Rollin' / Raphael Saadiq * 2011 Columbia | Home | Cheryl Lynn / Cheryl Lynn * 1978 Columbia

コメント

No title

これ持ってるけどそんな高なってんのか!内容的には透明人間のジャケのほうがエエと思うけどそっちのが安いて、わからんわ!!

2012/06/29 (Fri) 20:50 | 8号 #- | URL | 編集
No title

あ、ゴメン。CDやったんか。
オレのんはアナログなのでノーカン。ひとりごとスマン。

2012/06/29 (Fri) 20:51 | 8号 #- | URL | 編集
No title

★8号さん
 アナログの相場ってようわからんけど、CDでもたいしたことないモンにアホみたいな値ついとるのんあるな。ワケわからん~

2012/07/01 (Sun) 01:10 | ezee #- | URL | 編集

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