Done By The Forces Of Nature / Jungle Brothers * 1989 Wea

East Coast
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 80年代も終わりかけの頃、個人的には“頼むから消えて無くなってくれ”とまで思ってたラップやサンプリング中心のヒップホップ。そんなもん音楽でもなんでもないわいっと。本作もそんな頃に出た作品ですが、2~3年もしたらノーティ・バイ・ネイチャーやらビートナッツ等の傑作連発で手のひらを返したように好きになってました。なんとクールで、グルーヴィーなんや!と。手法が違うだけで、ファンク&ソウルの一種とあっさり認識。よくよく考えてみると、ヒップホップの隆盛無しにココまでジェイムス・ブラウンが神格化されたか?って思うと功績も大です。90年代になって、一部を除いてロックがどんどん不作気味になっていくのを尻目に、出るもの出るもの面白かったのは、やっぱヒップホップやR&Bでした。
 さて今ではゴールデン・エイジとも呼ばれるサンプリング文化が花開いた時期の中心グループだった、ジャングル・ブラザーズ。ナイスなループ・グルーヴ構築の新しい形でファンクを提示してくれました。メジャー発となったこの2ndはキラー・トラックがガンガン収められた傑作。中でも、断トツだったのは激クールな「Doin' Our Own Dang」で、元ネタであるライオネル・リッチーのコモドアーズ“I Like What You Do”の格まで上げました。大勢で盛り上げるポッセカットの走りみたいな曲で、ATCQ, De La Soul,Monie Love, Queen Latifahといった当時のネイティヴ・タン一派が参加。若き日のQ-Tipのラップも快調です。別ミックスも多数存在ですが、やっぱコレが一番好きでATCQの“シナリオ”同様に今でもイントロだけで血が逆流です。他もよっしゃ~と叫ばずにはいられないグルーヴィーなトラック連発で、冒頭で疾走感の中クールにきめる「Beyond This World」、キャメオ・ネタがたまらん「Feelin' Alright」、People's Choiceのリフが光る「What U Waitin' 4?」、イントロからのZAPPネタに大興奮の「U Make Me Sweat」と90年代以降の失速が信じられんくらい絶好調です。メンバーが敬愛するJ.B.音源をカラフルにコラージュした「J. Beez Comin' Through」や、後のRZAにも影響を与えたようなCaron Wheeler参加の「Black Woman」、ドープな音にシビれまくる「In Dayz 2 Come」あたりもニヤけるトラック。カクテル持ってスタイリッシュにきめるブラコンのイメージに対し、「Tribe Vibes」みたいな土着的でアフロなビートをアピールしたのも特徴的です。
「まだ異端だったヒップホップをメインストリームに引っ張った人等。日本からTEI TOWAも貢献してまっせ~」
Doin' Our Own Dang


U Make Me Sweat




テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

The Revival / Tony Toni Tone * 1990 PolyGram | Home | Legendary Weapons / Wu-Tang * 2011 ent.one

コメント

No title

でた~!

これはホンマよく聞いた。

クールってこういうことや!って断言できるよな。

2011/12/13 (Tue) 11:13 | よっしー72 #- | URL | 編集
No title

★よっしー72さん
 クールって認めざるをえない状況してくれたグループのひとつでしたわ。
気付かせてくれて、ありがとうーっ感じっすかね!

2011/12/14 (Wed) 23:46 | ezee #- | URL | 編集

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