Pieces Of Me / Ledisi * 2011 Verve

10's Female R&B
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 オーガニックソウルとかヘチマとか言われて、な~んか体に良さそうなコンテンポラリー・ソウルを提供してきたレデシー嬢。今年、ちょっとメインストリーム寄りでアルバム作ったら、こんな凄いの出来ちゃいましたってのがコレ。音こそ、一応2011年仕様ですが、ネオ・ヴィンテージですよコレは。(←意味不明) 話題になった新作を喜んでチョコチョコ買うのはいいですが、ちょっと寝かせて暫くして聴くと“あれっ?しょーもなっ”ってのはよくある話。でも、これはたぶん、ずっと聴き続けることができる作品。何にせよ、今年の最優秀作の一つである事は疑う余地無しです。まぁ、嶋大輔にも負けない気合の入った鶏冠(とさか)頭で、ビジュアルでも音でも相当ビビらせてくれました。
 まず1曲目のバラード「Pieces Of Me」で圧勝確約の様相。20年後にガイドブックで伝説にされてそうな曲がいきなり登場です。鶏冠では負けないパティ・ラベルに匹敵する歌唱力で威嚇しまくりです。続いて、近年のトレンドに近いアプローチの「So Into You」や「Bravo」なんかもスマートにこなしますが、冒頭曲の残像ハロー効果もあってこれ等も結構ええ曲に聴こえてきます。また去年の優秀作でテディペンの後継者に勝手に決めつけたJaheim氏とデュエットの「Stay Together」も双方なかなかの貫録でスタイリッシュに決めてます。Grover Washington Jr.ネタをサンプリングしたヒップホップ・ソウル「Coffee」のアプローチもカッコよく、一発でリスナーを一撃。また、クールに疾走するマイク・シティ制作「Shut Up」、哀愁の中でキャッチーさも同居する「Shine」なんか今様のR&Bでも楽勝にこなす柔軟さを見せつけます。ブルージーなスロウ「Hate Me」ではミリー・ジャクソンさえ彷彿。しかしオールド・ソウル・ファンの号泣を確約する極めつけは、アーマ・トーマス顔負けの傑作スロウ「Be Good To Yourself」。ここで息の根を止められます。この匂いはもしかして・・と思って見るとやっぱり背後にはサラーム・レミ(フージーズやエイミー・ワインハウスでグッジョブ)が。やっぱコイツでした。そんな事で、歴代のレディ・ソウルと肩を並べる劇的な歌唱が満喫できます。他は、どーでもいい曲も並んで終了ですが、I-tunes版でボートラとなる小粋なミッド「One Step Ahead」は必携。これは本編から外したのは勿体ない逸品です。
「最近のエレクトロ系R&Bに馴染めん人に打ってつけのR&B。圧倒的な強さを見せつけた女番長でした」
Pieces Of Me


So Into You




テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

Legendary Weapons / Wu-Tang * 2011 ent.one | Home | The Light of the Sun / Jill Scott * 2011 Warner Bros

コメント

しっとりドスコイ

今の時代に、あえてのサウンド、歌いっプリ。
彼女の歌への熱意は、ソウルファンを喜ばせますね。
グラミー賞に気に入られるような上質さも秘めてて好きです。

2011/12/13 (Tue) 08:53 | YO-SUKE #rhnWeAF2 | URL | 編集
No title

★Y0-sukeさん
 グラミー受けしそうな品格のある部分、持ち合わせてますね~
Too Much直前のソウル歌唱がたまりまへん!

2011/12/14 (Wed) 23:48 | ezee #- | URL | 編集

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