Where I Wanna Be / Donell Jones * 1999 LaFace

90's Male R&B
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 最近、昔のバンド仲間でもある同級生オッサンDJからもらったミックスCDが超ゴキゲンで、また90's R&B熱に火が点いてきた今日この頃。元来ベーシストで気持ちエエ音をよく知ってる男なので、やたらツボを突いてくれました。しかし、ちょっと前だと思ってたBabyfaceやらジャム&ルイスなんかがドッカン、ドッカン良作を送り出してたのも今は昔。もう10年以上前なんすな。あ~早い。スリラーの頃のマイケル・ジャクソンからしたら、オーティス・レディングなんか超昔に思えたのに、同じインターバルの現在から10~15年前のR&Bなんて全然、古く感じません。音楽もあんまり進化せんようになったのか、オッサンの耳にはそう聴こえるだけのか分かりませんが、ここらの黒音も美味で溢れかえってます。
 さて、このドネル・ジョーンズ。トニー・リッチやらと同じような頃、ナヨ声とスティーヴィー・ワンダー風のメロウさを武器に90年代半ば出てきたシンガーでしたが、R&Bファンが万歳三唱して喜んだのが99年に出た本作収録の「U Know What's Up」。Zhaneの激傑作でもグッジョブだったエディ・Fと組んでアーバンなナイス・グルーヴを提示です。浮遊感の中、なんとも気持ちええビートの中、“ウ~、セワッ、セワッ”ってフレーズが頭から離れんくらい印象的な名曲ですが、さらに神がかり的に素晴らしいのが、惜しくも事故死したLeft Eyeが絡んだリミックス・ヴァージョン。PVもめちゃカワイイです。終盤登場する彼女のラップは劇的にカッコよく、ドネル・ジョーンズと言えばコノ曲ってくらいに大貢献でした。TLCの傑作と同様の存在感で主役並みに目立っていて、Left Eye客演にハズレ無し神話まで生み出しました。(←ホンマか?) あとHip-Hopテイストで強力なのがカーティス“Freddie's Dead”使いの「When I Was Down」。原曲と同じくらいのスリリングさで、サビのストリングスの展開もシビれます。他はドネル本来の持ち味となるメロウ&スロウ系中心で、ネオ・ソウル的な優しいソング・ライティングが映えます。ヌルすぎてちょっと眠たい曲もチラホラですが、70'sスティーヴィーを彷彿させる「Where I Wanna Be」、アイズリーズ・マナーの「It's Alright」や、ちょっとR.Kelly風の「Think About It」あたり聴かせてくれます。
「結構、地味な男ですが優しい声で統一された本作は力作。今でも光ってます!」 

U know what's up


When I Was Down




テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

The Light of the Sun / Jill Scott * 2011 Warner Bros | Home | Raise! / Earth, Wind & Fire * 1981 Arc

コメント

No title

御無沙汰しております、Queenと申します。
いつも拝見させてもらっています、渋く深い作品の紹介、楽しいし欲しくなるばかりです(笑)。
Donell Jonesの本作、まだ持っていないんです(悲)。ずっと気になっているのですが、なかなか出逢わなくて。
ここで読んでまた更に欲しくなりました(笑)。

また遊びに来ます★

2011/12/02 (Fri) 22:56 | Queen #- | URL | 編集
No title

★Queenさん 
 お~まいど、まいど、ご無沙汰で。
エレクトロ系が入ってくる前のR&Bは、今より熱心に聴いてましたヨ。やっぱTLCやSWVがいた頃のシーンはなんかしら楽しかったです。
しかしココでのレフトアイ、マジで絶品です!

2011/12/03 (Sat) 01:24 | ezee #- | URL | 編集

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