Meet The Supremes / The Supremes * 1962 Motown

Motown
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 ガール・グループと言われればフラフラ~とすり寄ってしまうのは幼い頃から変わらん悪い癖。ソウル系の中では大好きなのが、月並みですがやっぱスプリームス。モータウンのガール・グループでも間違いなく最高峰であり、後々の女性グループのビジネスモデルにもなったのも有名なトコロ。本作は4人組プライメッツがモータウンに入社し3人となり、中心的存在フローレンス・バラードによりスプリームスと名を改め発表した記念すべき1stアルバム。ダイアナ・ロス、メアリー・ウィルソンを加えた3人が初々しい美声を披露してます。グループ自身のブレイクはもう少し後でその頃には良くも悪くもポピュラー風味が増しますが、コノ頃は初期モータウンの魅力あるイナたいR&Bが詰まっていて好感度高し。
 中身はスモーキー・ロビンソン作品「Your Heart Belongs To Me」と「Who's Lovin' You」でスタート。後者はアン・ヴォーグもカヴァーしたモータウン初期を代表するミラクルズのバラード。ダイアナ版もなかなかです。メアリーのブッとい声がゴスペルっぽいバラードにピシャリはまる「Baby Don't Go」、ハスキーヴォイスが光るフローレンス歌う「Buttered Popcorn」も聴きどころ。中盤にはデビュー曲としても知られる「I Want A Guy」がありますが、やっぱちと弱い。こりゃ売れんわって感じ。でもやはりダイアナが歌う楽曲には独特のマジックが宿ります。コケティッシュな個性が曲に新たな生命を吹き込むって感じ。リズムの効いた「You Bring Back Memories」なんかはカッコいいです。中でもゴーディ作の泥臭いバラードを真摯にダイアナが歌いきる「Never Again」は絶品。最後はこれぞガール・グループって感じのPopダンス・ナンバー「He's Seventeen」で締め。
 そしてスッと終われんのが、モータウン・ファン必携の近年出たDX仕様の存在。まずバーバラ・マーティン在籍時の貴重な4人組時代の最初期録音となるR&Bバラード「After All」に、ミラクルズでも演ってた激傑作「You Can Depend On Me」のダイアナ版とスモーキー作品のアウトテイクが登場。ここらを筆頭にちょっと垢抜けないアーリー・ソウルのアウトテイクが惜しげもなく収録ですが、「Too Hot」とか「Because I Love Him」などエエ感じです。同時期録音のメアリーが歌う切ないバラード「The Tears」や、フローレンスがリードを取る曲も数曲追加で「Hey Baby」や「Save Me A Star」あたり結構ええ感じです。他に本編収録の別ヴァージョンもありますが、嬉しいのが初期モータウンのライヴ音源。以前は1曲だけ聴けた62年のアポロ・ライヴの「I Want A Guy」など4曲の拡大収録に加え、「Run, Run, Run」から「When The Lovelight Starts Shining Through His Eyes」など勢いもバッチリ感じる64年デトロイトのグレイトなパフォーマンスも7曲も収録。ディオンヌ・ワーウィックで有名なバカラック名作「Anyone Who Had A Heart」なんかも演っていて、これはたまりません。買うなら間違いなくコッチ。
「いつの時代も魅力的な、かしまし女性3人組。純真無垢で活動してたスプリームス初期も最高です!」
Who's Lovin' You




テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

The Best Of Girl Groups / Various Artists * 1990 Rhino | Home | Hold What You've Got / Joe Tex * 1965 Dial (Atlantic)

コメント

No title

ezeeさん、お早うございます♪
年が行けばいくほど増してくるモータウンへの郷愁。最近、ますます体と脳が求めるのはキャッチーさ故なのかもしれません、口ずさめる潔さが、本当にたまりません!

2011/10/22 (Sat) 09:05 | リュウ #- | URL | 編集
No title

★リュウさん
 輝かしい60年代モータウンの軌跡。音楽はもちろん、ショービジネスとしてもプロっぽさがあっていいんですよ。ちゃんと客が見えてるって感じ。
練りに練って、選考された楽曲はやっぱ素晴らしいですね~~

2011/10/24 (Mon) 00:03 | ezee #- | URL | 編集

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