D'ERLANGER / 萩原健一 * 1982 bourbon

Man's World
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 還暦を過ぎたショーケン。またステージに戻ってきてくれました。今回は見逃すまいと赤坂ブリッツにて確認してきましたが、2003年復活時の患っていたようにも感じた“Enter the Panther”の時より表情や動きも豊かになっていて一安心。80年代中盤くらいのパフォーマンスを今に期待はしませんが、片鱗は見せてくれたのが嬉しかった。時折、垣間見せた艶のある声が少しでも聴けたことに感激です。もし初めて見た人が“何なの、コレ”って思った人は、本作でも活躍のDonjuan R&R Bandとのタッグからアンドレー・マルロー・バンドあたりまでの、誰も到達できなかった神の域でRockしてたショーケンをまず聴いていただきたい。この辺りの凄まじきオーラはまさに奇跡的で、海外の大御所と同列で語っていいパフォーマンス連発でした。
 さてライヴ盤が凄いショーケンですが、本作はDonjuan LiveとShanti Shanti Liveに挟まれた時期のスタジオ録音です。悪いワケありません。篠原信彦、石間秀樹、原田裕臣らの安定感ある演奏をバックに重要曲が続々登場です。ド頭に配置されてるのは今もライヴでの重要曲である「Ah! Ha!」。ショーケン・ロックの真骨頂みたいな名曲で、盛り上がり必至の傑作です。続く「いい天気」もノリの良いアップでクオリティ高し。3曲目にはハイライトといっていいメロウ大傑作「シャ・ラ・ラ」が登場。切なく美しい歌詞・メロディも絶品ですが、アンドレー・マルローでの度肝を抜くライヴ・テイクもファンの間では語り草となってます。こちらも長年に渡ってライヴでの定番曲で何度聴いても震えます。他の人がコノ曲を歌っても、ここまで感動できません。ストーンズの匂いもたまらんワイルドな「ウッドント・セイ」の後は、哀愁満載のしっとりした佳作が連なります。「ふるさと」、「メリーゴーランド」、「ナイト・トゥゲザ」などのアーシーな感触もたまらんです。曲のレベルも高いですが、歌・バンドが本当にかみ合っていてじっくり聴かせます。最後は名曲中の名曲といってもいい、盟友である速水清司が書いたスロウ傑作「ハロー・マイ・ジェラシー」。後のディランのローリング・サンダー・レヴューを彷彿させる鬼気迫るライヴ・テイクも必聴です。現行盤はシングル曲でコレまた必聴曲「ホワイト&ブルー」も追加。エラそうなことを言わせてもらうと、本作なんかを聴きかえすと“現在のショーケン”は復活したとはいえ、まだ本調子ではないです。先輩であるミック・ジャガーの現役感を見ると、やっぱ今のショーケンにも期待しちゃいます。
「あえて完全復活への途中であると言いたいショーケン。アンドレー・マルローとの新曲でホンマもん見せたってくれ!」

シャ・ラ・ラ


ハロー・マイ・ジェラシー




テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

Hot Number / The Fabulous Thunderbirds * 1987 Epic | Home | Singles 1965-1967 / The Rolling Stones * 2004 Abkco (Decca)

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