Singles 1965-1967 / The Rolling Stones * 2004 Abkco (Decca)

Rolling Stones
single 2222



 60年代ストーンズを聴きつくしたい人にとって、その道のりには様々な方策がありますが、やはりシングル曲の落ち葉拾いは避けられん道。意外と、ヒット・シングルがオリジナル・アルバムに入ってないのはビートルズと同じですが、アメリカ編集仕様なら聴けたり、ベスト盤に入ってたりと色々。それならシングルを、そのままブチ込んだのはどうよ?ってのがこのシングルBOX第2弾。R&Bビート・クラブ・バンドからサイケな方向へ向かうところまでが捉えられた60年代中盤です。しょーもない曲もありますが、英盤オリジナル・アルバム未収録曲中心に紹介です。
 まずは米盤“Out Of Our Heads”には収録されたものの、英国ではシングルonlyだった「(I Can't Get No) Satisfaction」の登場。この大ヒットでビッグネームの仲間入りで、ゆるいブルース「The Spider And The Fly」はカップリングです。続いて、今思えば結構強引な編集の米アルバム“December's Children”にも収録されたシングル曲が続々登場。ルースターズにも通じる強烈ビート「Get Off Of My Cloud」、フォーク・ロックの出来損ないみたいな「The Singer Not The Song」、こんな綺麗な曲も書けるんやと驚いた「As Tears Go By」と球種を増やしつつバンドは成長していきます。キャッチーな66年ヒット「19th Nervous Breakdown」に、カップリングだった存在感の薄い未収録曲「Sad Day」、シタール導入がハマった重要曲で66年米盤“Aftermath”にはトップで入ってた「Paint It, Black」に、カップリングの未収録曲「Long Long While」とジャガー&リチャーズのオリジナルの比重も増える中、順調にヒット連発です。続いて66~67年“Between The Buttons”期のシングルは、斬新な疾走サイケ「Have You Seen Your Mother, Baby, Standing In The Shadow?」ですが、カップリングには未収録曲で初期を彷彿させるブライアンのハーモニカも光るストレート・ブルース「Who's Driving Your Plane?」があります。「Let's Spend The Night Together」に「Ruby Tuesday」と日本のGSも手本とした、キャッチーでメロディアスな曲も豊富に投入。ここらは一部を除き米盤“FLOWERS”には収録。この後は麻薬投獄事件後の「We Love You」登場で、レノン&マッカートニーも参加。カップリングの「Dandelion」と共にフラワー・ムーヴメント突入を感じさせるサウンドに。67年末投入の“Their Satanic Majesties Request”でカラフル・サウンドも絶頂になりますがシングルにもなった「She's A Rainbow」なんかは、やはり名曲。アップルのCMも強烈でしたが、ニッキー・ホプキンスのピアノも印象的な傑作です。でも、こうやって眺めるとヒット曲の多い事!あまり好きな時期ではないですが、重要曲の嵐。全部要らんわいって人は配信でバラ売りしてまっせ~
「ビートルズでいうと中期と並走してた頃。ストーンズ・サウンド確立前夜の熱い音達です!」

Satisfaction


As Tears Go By



テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

D'ERLANGER / 萩原健一 * 1982 bourbon | Home | Collection of Great Dance Songs / Pink Floyd * 1981 EMI

コメント

No title

ezeeさん♪Stonesは、本当に面白いBandですよね!全然違うBandが同居してるかのような、魔力ありますよね!
昨日はなんと、サタニック聴きまくってました!

60年代Stonesもたまりません!

2011/09/24 (Sat) 11:20 | リュウ #- | URL | 編集
No title

★リュウさん
 試行錯誤も感じるコノ時期ですが、ヒット連発は流石です。ブライアンは器用さとは裏腹にどんどん影が薄くなっていきますが。
個人的には“She's A Rainbow"が一番好きです!

2011/09/25 (Sun) 14:16 | ezee #- | URL | 編集

60'年代のストーンズは ファーストと セカンドあたりしか 持ってません。
しかし 値段が 高いので 手が出ません(^_^;)「As Tears Go By」は 持っておきたいなぁ。

2011/09/25 (Sun) 22:05 | まり #- | URL | 編集
No title

★まりさん
 1stと2ndあれば、あとはベスト盤で充分かも。全部、抜け目無しに聴こうとすると、ややこしいんですわ。
しかし“As Tears Go By”や“Ruby Tuesday”は美しいっすね。後者はショーケンが今年のライブでも演ってました!

2011/09/26 (Mon) 01:24 | ezee #- | URL | 編集
No title

はじめまして!
リュウさん、まりさんのコメントで気になってて遅ればせながら来ました。
相当なストーンズ通ですね(笑)
皆さんどうしてそんなに詳しいんでしょう?
的確な分析、批評、尊敬します。
私はただのミーハーなストーンズファンです!
(このアルバム持ってません。)
何か自分よりずーっと若いストーンズの映像見るたび不思議な気になります。
(ストーンズと共に生きてきたので…)
As Tears Go Byで朝から泣いてる私って病気かも…
ブログを始めたばかりで恥ずかしいですがよかったら見てくださいね。
色々教えてください!

2011/09/28 (Wed) 09:03 | megumick #NhQ9P0E2 | URL | 編集
No title

★megumickさん
 どーもっ、はじめまして! 私がストーンズを知ったとき、彼等はすでにオッサンでしたのでヤング・ストーンズは後追い時、かなり新鮮でした。これだけ長く皆に支持されるのは、他のバンドにない特別な魔力が備わってるってことでしょう。(それが何かはミックが鍵やと思ってます)
分析やなくて感想文レベルですが、また宜しくお願いしま~す。

2011/09/28 (Wed) 22:44 | ezee #- | URL | 編集

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