Cryde McPhatter & The Drifters * 1956 Atlantic

50's Pioneers
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 子供のときはTVの下品なギャグで大笑いでしたが、オッサンになった今でも笑ってしまうのが子供の頃からの大スターである加藤茶の「酔った時の吐きマネ」。これは芸術作品といって過言ではない素晴らしさです。どんなにしんどい時でも必ず笑わせてくれるコノ鉄板ギャグは、いまだに中枢神経を直撃します。喋りもドラムも上手いし、ホント尊敬します。最近、40才以上の年下の可愛い奥様と再婚したのはビックリでしたが、おっさん以降の独り暮らしは結構辛いと自分も身に染みて感じてますので良かったです。そんなカトちゃんのドリフとは全く別(名前だけ拝借したみたい)で、こちらが本家となるR&Bグループのドリフターズ。1953年からの活動で、ドミノスで活躍してた若きシンガー“クライド・マクファター”が中心になって結成され、初期アトランティックを隆盛に導いた立役者グループです。58年、アポロ劇場での喧嘩が引き金となってドリフターズ全員が一旦解雇。名称使用権を持ったマネージャーの思惑でファイブ・クラウンズが丸ごとドリフターズとなって屋号が継承された第2期(ベン・E・キング時代)が一番ヒットも多く有名ですが、このクライド時代の初期ドリフターズも、荒井注在籍時の和製ドリフの如く、味があってよろしおます。
 クライドのスムースな男前ハイ・テナーが売りの初期ドリフで、今も最も有名なのは本作収録の代表曲「Money Honey」。エルヴィス・プレスリーのロッキンなカヴァーで更に有名になった曲ですが、オリジナルは、より泥臭いドゥーワップR&Bで聴かせてくれます。冒頭の「Without Love (There's Nothing)」や「Such A Night」もエルヴィスが後年演ってますが、前者のスロウはオスカー・トニーJrやアーマ・トーマスで優秀カヴァーも存在。全体的にスロウは充実で「Someday You'll Want Me To Want You」、「I'm Not Worthy Of You」などオーソドックスながら、いなたいドゥーワップが光ります。またファッツ・ドミノっぽい「Seven Days」や、ラテンの香りもする「Honey Love」なんかもエエ雰囲気。終盤のハイライトは「Whatcha Gonna Do」で、ロックンロールに通じるアップテンポのR&Bも実に素晴らしいです。間奏にサックスがワイルドにブロウする典型的50'sスウィングで文句無しのカッコよさ。他ではドゥーワップ・スタイルでスタンダード「White Christmas」なんかも演ってます。
「R&B初期を彩った男前な声。純粋でカッコええ音で溢れてます!」

Whatcha Gonna Do


Money Honey




テーマ: アルバムレヴュー | ジャンル: 音楽

The Godfather's R&B 1962-67 / Various Artists * 2008 BGP | Home | Very Best of Ben E King / Ben E King * 1998 Rhino・Atlantic

コメント

クレイジー&ドリフ世代

ドリフが このグループから 名前をとったのは 知ってますが 初期ドリフターズも 熱いグルーヴ感があっていいですね!
ベンEキングとは違うワイルドな歌唱に加藤茶のようなスター性を感じます!

2011/09/04 (Sun) 21:02 | まり #- | URL | 編集
No title

★まりさん
 60年代とは違った魅力の初期ドリフ。
スター性もあったと思われるクライド氏の伸びのある声は個性抜群っすな~ カッコええです!

2011/09/05 (Mon) 00:18 | ezee #- | URL | 編集

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