Take It Easy / Various Artists * 1998 Wea

Roots Rock
take it

 コンプライアンスだとか法令順守やヘチマとか細かいこと言い出して、しょーもない御時世ですが、そんな今見直したいのが“ええ加減さ”とか“適度なユルさ”。90年代後半に“カントリー・ロックの逆襲”と銘打って盛んに発売されてた素晴らしくユルい編集盤。有名どころはともかく、ちょっと奥に入っちゃうと右も左もわからん世界。新旧まったくこだわらない選曲の良さもあって、かなり重宝いたしました。キャンディ・ステイトンやジョー・テックスを聴いてて感じるように、サザンソウルとも非常に親和性の高いカントリー・ミュージックはロックン・ロールとも根っ子が繋がってる美味しい音。アメリカの音楽の素晴らしさを端的に捉える事ができる日本編集コンピでした。
 1曲目は個人的にも大のお気に入り「Take It Easy」のJackson Browne版でスタートってのがポイント高し。ご存知イーグルス、グレン・フライとの共作の激傑作でカントリー・ロックの金字塔的逸品。他に定番としてLittle Featの「Willin'」や、Gram Parsonsの1stからの名スロウ「She」などで親近感が増す構成。名作“モーテル・ショット”に収められた「Never Ending Song Of Love」が入ったDelaney & Bonnie & Friendsや、サン・アントニオの雄Doug Sahm & Bandの「Faded Love」の登場も嬉しいトコロ。Stephen Stills=Manasasのグレイトな「Colorado」なんか直球ど真ん中カントリー・ロックで実に心地良い曲。またランディ・マイズナーやジム・メッシーナがいたことで知られるPocoの82年「Shoot For The Moon」は幾分AORシフトながら癒し系のメロが光ります。そしてビッグ・ネームながら殆ど知らなかったGreateful Deadは「Sugar Magnolia」ってなユルかっこいい曲が収録。中でもコレで初めて知ったBeau Brummelsなるバンドの68年作「Turn Around」なんかはシビれるどカッコよろしいです。他にも重要バンドを渡り歩いたChris Hillmanや、エルヴィスで決めるDwight Yoakamも登場。女性陣は若き日のLinda Ronstadtの73年「Silver Threads And Golden Needles」や、Emmylou Harrisの77年録音「Luxury Liner」のアップテンポがバランス良く配置。90年代では、オルタナ・カントリーのWilcoI Must Be High」、ロックっぽさもカッコいいSteve EarleYou Know The Rest」など優秀曲バンバン収録。最後はBuffalo Springfieldの68年最終作から「Kind Woman」。染み入るスロウでじっくり聴かせます。
「何でもかんでもゼロイチで分けはっきりさせる世知辛い世の中。今こそ、このユルさは必要なんですわっ」

Take It Easy


Gratful Dead - Sugar Magnolia




テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

Prisoner In Disguise / Linda Ronstadt * 1975 Asylum | Home | The Dimension Dolls / Various Artists * 1963 Dimension (Sundazed)

コメント

ezeeさん、お早うございます!これ良いですね!!
ジャケがまず良いっす♪
中身はたまらないですね!ポチっと決定です(笑)
カントリーロック、最近聴く回数増えてるのは、ソウル&ブルースにもカラーが入っているからですよね!
ストーンズも必ずやってるし(笑)
情報有難うございました!

2011/11/10 (Thu) 08:28 | リュウ #EKsGaSlY | URL | 編集
No title

★リュウさん
 ごちゃごちゃ入ってますが、エエ編集盤でした。このシリーズは結構どれも良かったですヨ!スワンプは勿論、R&Rもサザンソウルも皆、根っ子が繋がってるのがよ~く分かります!

2011/11/11 (Fri) 00:07 | ezee #- | URL | 編集

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ