Who Is This Bitch, Anyway? / Marlena Shaw * 1975 Blue Note

Groovy & Mellow
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 ガチガチ鉄板作のご紹介。例えるならキャロル・キングの“つづれおり”とか、ダニー・ハサウェイの“Live"クラスです。な~んか、本サイトにも早くに載っけてたような気がしてたのですが忘れてました。今更ながらですが、曲のクオリティ、アルバムの雰囲気、演奏レベルと完璧な作品なのは言わずもがな。フェンダー・ローズの音に、グルーヴィーなリズム・セクション、メロウなギター、表現力豊かな歌唱・・と、たまらん内容です。実は先週、六本木にてこのアルバムを当時のメンバーで演るライヴを見て感涙。すなわちハーヴィ・メイソン(Dr)、チャック・レイニー(b)、ラリー・ナッシュ(p)、そして要中の要デヴィッド・T・ウォーカー(g)を従えてのマリーナ氏堂々の歌唱。実に素晴らしかった!しかし自分のオカンと年齢の変わらんオジイ&オバアがなんとカッコええ音を・・・。ほんまナイスな年寄りですわ。
 中身は、酒場の男女が話す長~いやりとりの後、男性をクールにふって始まる「Street Walking Woman」から。グッとJazzyなアップテンポで始まる瞬間はほんまシビれます。冒頭からいきなり本作で最も緊張感溢れる演奏が聴けます。ちなみにライヴではハーヴィ・メイソンと粋な会話の再現までしてました。次には、さっそく個人的ナンバー1曲である「You Taught Me How To Speak In Love」が。セクシーで抜群の表現力を見せつけるマリーナ嬢が光る、この曲のエヴァー・グリーンさは群を抜いてます。かれこれ2万回、聴いてますが未だ飽きず。そして特筆すべきはDavid.T.Walkerのバッキング・プレイ。個人的にDavid.T氏のベスト・プレイがココで聴けると確信してます。まさに唯一無二といえるグレイト・プレイで、70才にもなるDavid.T氏にいまだ需要があり引っ張りダコな理由が一発で分かる名演です。とにかくココでのプレイは一緒に弾いてるラリー・カールトンの存在が霞むくらい凄いです。ライヴでもシルクを織りなすような繊細なプレイは感激でした。次の、弟に捧げたという「Davy」もピアノが奏でる美しいコード進行が絶品。そして泣く子も黙る(←大袈裟ですな)名演「Feel Like Makin' Love」が登場。ロバータ・フラックのカヴァーですが、オリジナルと同格かそれ以上に人気のある曲。通常、本作を象徴する曲といえばコレです。文句無しの逸品。また1分ちょいで終わってしまい“もっと聴きたいっ”と思わせるのも憎いゴスペル曲「The Lord Giveth And The Lord Taketh Away」は激ソウルフルな歌唱で迫ります。後半でハイライトと言えるのは「You Been Away Too Long」。心も体も揺らせる絶品グルーヴがココでも聴け、ラリーのエレピ、David T氏の悶絶ギターも絶妙です。終盤は、自作のスロウ「You」から、ゆったりとグルーヴしていく「Loving You Was Like A Party」、最後に絶妙のスイングで小粋に決める「Rose Marie」。この辺りの流れもパーフェクト。
「誇り高きアフリカの女王みたいなジャケでの“どや顔”。堂々の名作ですわ」

You Taught Me How to Speak in Love


Feel Like Makin' Love




テーマ: JAZZ | ジャンル: 音楽

Come Get To This / Nancy Wilson * 1975 Capitol | Home | In Love & War / Amerie * 2009 Def Jam

コメント

初めて聴いたけど いい感じですねぇ。
こういった ナイスな年寄りに あやかりたい。
日本でいえば さしずめ西田佐知子あたりかしらね(^^)

2011/06/28 (Tue) 20:41 | まり #- | URL | 編集
No title

おぉ~~~~好き好きです~~。
一度ライブで「Feel Like Makin' Love」を
歌わせてもろたんですが、その時のギタリストさんは、このVerの雰囲気でした~~。
その時に進められたんですけど、その前にezeeさんの前の記事ん時にすでにもう…やったと思います(笑)
「Loving You Was Like A Party」は、
Favoriteすぎます。大好きです~~~。
夜中に興奮しすぎました。

2011/06/29 (Wed) 00:59 | samyu #dNm2mw72 | URL | 編集
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「Feel Like Makin' Love」、ドツボです。
確かに、ドヤ顔ぶり、名盤にかかげられる一因かも。
内容も、どうだーーーってくらいに、しみます。
この作品あってこそ、今尚の人気維持といってもいいのでは。

2011/06/29 (Wed) 16:22 | YO-SUKE #- | URL | 編集
まいどっす

ezeeさん聴きにいかれたのね 私もね昨日大阪ビルボードに行き堪能しましたわ 
貫禄のマリーナ・ショウに元祖グールーブ・マスターの集い 
ご機嫌に最高やったですな 
この雰囲気に、いつまでも浸っていたい気分でしたわ

2011/06/29 (Wed) 20:11 | ナルダン珈琲店主 #- | URL | 編集
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★まりさん
 高齢化社会、熟女ブーム、これからは間違いなく年寄りがトレンドです! なんせ数で圧倒されますから。
西田佐知子といえば関口宏でしたっけ。浅はかな知識で失礼!

2011/06/30 (Thu) 00:33 | ezee #- | URL | 編集
No title

★samyuさん
 「Feel Like Makin' Love」歌ってますか~!
samyuさんの声ならピシャっとはまりそう・・
しかし奇跡の名盤ですね。コレは。
とにかくあんま興奮したら鼻血出まっせ。御注意を!

2011/06/30 (Thu) 00:37 | ezee #- | URL | 編集
No title

★YO-SUKEさん
 この「どや顔」は、よっぽどの自信がないとできないっすね~
アレサの「Jump To It」並みですな。
しかし偶然か計算づくか分かりませんが、よく出来た内容。コレだけで飯30年は食ってこれたハズ。素晴らしい!

2011/06/30 (Thu) 00:41 | ezee #- | URL | 編集
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★ナルダン珈琲店主さん
 大阪もビルボードやったんすね。それって昔のブルーノートですな。ええハコですな~
ジミー・スミスから、トニーズ、アイズレーズとええのんぎょうさん聴かせてもらった場所ですわ!
ほんとにマリーナも絶品の演奏でした!

2011/06/30 (Thu) 00:44 | ezee #- | URL | 編集
No title

お早うございます!
マリーナ!
このアルバムは鉄板で聴いてます♪
Live Houseで見たマリーナの衝撃は未だに忘れられません♪
2部構成のステージ!
1部はこのアルバムを中心にクールに♪
2部は、ドFunk,Soul大会♪
ヤバすぎて、思い出すだけで震えが(笑)
本当に名盤ですね!

2011/07/02 (Sat) 08:18 | リュウ #- | URL | 編集
No title

★リュウさん
 2部構成のライヴっすか。それも楽しそうですね~
ほんと声を張り上げた時と、ウィスパーヴォイスとの落差が魅力だったりするんですよね。ライヴでは、その辺、しっかり味わえますね~

2011/07/02 (Sat) 21:56 | ezee #- | URL | 編集

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