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音系戯言

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Funk Power (1970 A Brand New Thang) / James Brown * 1996 polydor

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ん~素晴らしいコンセプト。「Foundations Of Funk」の続編といえるオリジナルJB's、つまりBootsy & Catfish Collins兄弟在籍時の1970年のみにスポットを当てた、ある意味絶頂期の熱演集。ギャラアップを要求して離脱した旧バンドメンバーでしたが、更なる精鋭ファンカーを集結させた御大の素晴らしい行動力でファンク史最高峰とも言える名演を掲示です。短い期間で消滅したこの初期JB'sでしたが残された音源は正に宝の山。ファンク好きの人ならば絶対に避けて通れないクラシック的名演が敷き詰められてます。
 中身は、ソリッドで剃刀状態のバンドも最高の「Sex Machine」シングルヴァージョンでつかみからKOされます。いきなりWatch me! と怒鳴られる「Super Bad」も嬉しい完全版収録。コレが出て以来、この9分に渡るスーパー・グルーヴを個人的デフォルトに設定。素晴らしすぎる演奏です。「Since You Been Gone」、「There Was A Time」でも、こんがらがった糸が有機的に機能したファンク進化形を最高の形で昇華。いつもポケモンの如く強力な進化形を提示してくれるJ.B.ですが、ココではBootsyの疾走感溢れるベースとコンガによって劇的にパワーアップした「Give It Up Or Turnit A Loose ('70 Version)」が登場。「Soul Power」に至っては今までも「7、8分では足らんわい」と感じていたもどかしさを吹き飛ばす12分のComplete収録。同じように「Talkin' Loud & Sayin' Nothing」も14分版と嬉しい悲鳴。ほぼ全編に渡って繰り広げられるボビーバードとの壮絶しゃべくり漫才は正に芸術で、永遠に続くかと思われるワンコード強力グルーヴは私にとって麻薬です。また「Get Up, Get Into It, Get Involved」でもそのコンビ芸は絶好調でボビーの鋭いツッコミでJ.B.も輝きまくりです。締めは、またもや登場の「Sex Machine」が疑似ライブの元となる、冒頭とは別演奏版が10分に渡って収録。アルバム「Sex Machine」の観客音オーバーダブが邪魔だと感じていた方も必携。他の凡庸ベストとは明らかに一線を画する極上火傷盤です。
「盤を持つときは鍋つかみで持ってください!」

Give It Up Or Turnit A Loose


SUPER BAD



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  •  James Brown / Funk Power 1970:A Brand New Thang
  • 見終わった後に、JBを聴きたくなる。というより、体が動いている。エンディングには出演者たちと一緒に踊りたくなる。「ゲロッパ」はそんな映画だった。 例に漏れず、引っ張り出してきたJB。それにしても、すごいリズム。素人では付いていけないステップに違いな
  • 2005.07.10 (Sun) 15:29 | season
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  •  James Brown - Funk Power
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