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音系戯言

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Cadence Classics / Various Artists * 1997 Victor

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 1週間も日本を空けてると、コッチの仕事が難問続々で一気に興ざめ。NEWSの方も裕也さんがアホな事で逮捕されてたりでほんとガックリです。気晴らしに始発が動くまで夜の東京パトロールしてきましたが、無駄な金使っただけでした。トホホ・・。でも楽しかったことだけは脳内メモリー保存です。で、アメリカでの道中、バスの中でガイドのテキサス在住40年というおばちゃんがやたらと唄ってたのが“デイビー・クロケットの歌”。この歌、以前にTVで平尾昌晃と寺内タケシがライヴで演ってるのを見て気に入った曲で、カントリー&ウエスタン調の楽しい歌です。帰ってきてからも聴きたくなってもっぱら部屋で流してるのが、アメリカの俳優&歌手Bill Hayesのオリジナル「The Ballad Of Davy Crockett」。今回行ったサンアントニオで、「アラモ砦の戦い」(1800年代のメキシコ軍とテキサス独立軍の攻防)での英雄を歌った歌で、バスのおばちゃんによると小坂一也氏が日本ではヒットさせてたそうです。なんともホッコリするエエ曲です。
 本作は上掲曲を含んだ50~60年代にかけてヒットを連発したケイデンス・レコードのオムニバス盤。口ずさみやすい古典的名曲がいっぱいで古いアメリカ映画を見てる気分になれます。エイムス・ブラザーズ“裏町のおてんば娘”として知られた「The Naughty Lady of Shady Lane」などが収録されてるのがケイデンス・レコード創始者Archie Bleyerで、彼の奥さんがメンバーだったのがあのThe Chordettes。58年の大ヒット「Lollipop」はあまりにも有名なオールディーズ代表曲でガールズ・ポップスの古典。映画「スタンド・バイ・ミー」を思い出します。これまた日本でも有名な曲で、甘いロックンロール調がたまらんJohnny TillotsonPoetry In Motion」もおなじみ曲。単純にすごくイイ曲と再認識。そしてケイデンスといえば、やっぱり代表選手The Everly Brothers。サイモン&ガーファンクルやビートルズにも多大な影響を与えたとされるデュオ・チームで、ここでは定番的ヒット「Bye Bye Love」、「All I Have To Do Is Dream」を収録ですが、ロックの観点では超重要なのがLink Wrayなるギタリストの存在。フーのピート・タウンゼントやジミー・ペイジ、キンクスなど海を越えてUKシーンでも絶大なる支持を受けた人で、本作収録の58年「Rumble」はチンピラ的サウンドで暴力を連想させるということで、なんとインストながら放送禁止になった名誉な曲。まさにガレージ・ロックのオリジナルなサウンド。一方、ジャッキー・ウィルソンの雛型みたいな黒人バラディアーLenny Welchは「You Don't Know Me」など3曲が収録でしっとり聴かせます。子役スターだったEddie Hodgesは4曲収録で、“恋の売り込み”で知られる59年「I'm Gonna Knock On Your Door」は初期Isley BrosのカヴァーでPopなR&B調でカッコいいです。他にもJulius La RosaMarion MarloweCharie McCoyなど主要どころを押さえた充実盤です。
「別にコノ時代に生まれてはいませんでしたがノスタルジックな気分に浸れる1枚。アメリカにも文化はあるぞってのがコレ。」

Bill Hayes - The Ballad Of Davy Crockett


Eddie Hodges - I'm Gonna Knock On Your Door



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