Flying Funk / Various Artists * 2003 RCA

Funk
flying funk

 激寒の大雪で喜んだのも束の間、媒体校正やら打ち合わせ中止など後にシワ寄せになりそうな状態に。道を歩いてもツルツルでお気に入りの革靴も傷みまくり。スキー板履いて家に帰ったろかと思うくらいでした。交通もヤバいので早く帰ってホームワークに切り替え。今の時代、何のファイルでもメールで送って確認できて便利な時代です。サクッとジャズ・ファンク聴きながら仕上げて間に合わせました。そんな事でグルーヴィーなこのコンピ。90年代にアシッド・ジャズやレア・グルーヴのムーヴメントで埋もれていた気持ちええグルーヴが数多紹介された当時、ジャズなんかもグルーヴィーなダンス・ミュージックの視点で紹介してたのがディーン・ルドランド氏。ブルー・ノートの音源も「Blue Breakes」や「Blue Juice」といった名コンピをいくつも編集してクールな音を届けてくれた人でした。本作も編集盤ですが、RCAとその参加フライングダッチマンのジャズとファンク・ソウルの美味しいグルーヴを切り取ってくれてます。
 まず大御所Nina Simoneの登場で、69年のアレサ・カヴァー「Save Me」。イナたいグルーヴで幕開け。ニーナはアイク&ティナの「Funkier Than A Mosquito's Tweeter」もブットい声でかましてくれてます。彼女のプロデューサーであるピアニストWeldon Irvineの「We Gettin' Down」はATCQ“Award Tour”ネタとしてあまりにも有名。ハービー・ハンコックのカメレオンみたいでカッコいいです。またグルーヴ・メイカーとして秀逸なピアニストLonnie Liston Smith「Expansions」に「A Chance For Peace」や、Gi Scott-Heron「Home Is Where The Hatred Is」も激クール。インストでは、素晴らしいソプラノ・サックス炸裂のHarold Alexanderや、名ドラマーBernard Purdieによるマーヴィン~ビル・ウィザーズ・カヴァーも聴きモノ。泥臭いファンクもThe Nite-Liters「Afro Strut」に、その流れのグループThe New Birth「Got To Get A Knutt」、ライムスターなど至るところでネタ使用されたファンク・クラシックThe Jimmy Caster Bunch「It's Just Begun」と憎い選曲。カーティスっぽいグルーヴのThe Main Ingredient「Happiness Is Just Around The Bend」なんかのソウル曲を挟んでるのもたまりません。他もEsther Marrowのディープなスロウや、The Loading Zoneのロッキン・ファンクも入ってますが、オルガン奏者として有名なRichard Groove Holmesが女性シンガーBrenda Jonesと組んで録音した「This Is The Me Me」は超カッコいいファンキー・ソウル。本作で初めて知った曲ですが、これは収穫でした。
「氷結した道路も溶かしてくれそうな熱きグルーヴ。70年代ミュージシャンのシャープな演奏が快感です!」
Lonnie Liston Smith - A Chance for Peace


Richard 'Groove' Holmes & Brenda Jones - This Is The Me Me


テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

Don't Sleep / Full Force * 1992 Capitol | Home | Brother to Brother / Gino Vannelli * 1978 A&M

コメント

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ