音系戯言

ARTICLE PAGE

Oh Happy Day / Various Artists * 2009 EMI

happy.jpg

 まだ比較的最近出た、エドウィン・ホーキンスの日本で最も有名なゴスペルをタイトルにしたオムニバス新録アルバム。去年のグラミー賞ゴスペル部門にもノミネートされてました。なんとも豪華な面々が集結したアルバムで、曲もとっつきやすい有名曲中心。アル・グリーンとボン・ジョヴィが一緒に収まってるアルバムってのも新鮮です。これは良い企画でした。
 トップバッターは若きブルース・シンガーJonny Lang With Fisk Jubilee Singersの「I Believe」。ゴスペルmeets Z.Z.Topみたいな感じがおもろいです。現在のアメリカン・ロックの星と言っていい3 Doors Downはブラインド・フェイス「Presence Of The Lord」を劇的カヴァーで素晴らしい出来です。スティーヴィーの「Higher Ground」ではスティール・ギターのRobert Randolphと躍進アーバン・ゴスペル・グループThe Clark Sistersが熱い共演。客寄せパンダみたいなJon Bon Joviの「Keep The Faith」はゴスペルチックにリアレンジ。元歌は知りませんが雰囲気はナカナカです。そして最大の山場は中盤3連発。まずAl Green & Heather Headleyの絶妙のコンビで送るインプレッションズ「People Get Ready」は文句無しの快心の出来。流石としか言いようのない激ソウルフルな二人の歌い回しは相性もバッチリで、コレ1曲だけでも是非ポチっといっといてください。ゴスペル界とカントリー界の人気者共演となるMavis Staples & Patty Griffinによる「Waiting For My Child To Come Home」も落ち着いて聴ける安定感です。青い目をしたリアル・ソウル・シンガー、ドゥービーBrosのMichael McDonaldの書き下ろし曲「Storm Before The Calm」は迫力のクワイアを従えたジャンプ・ゴスペル。カッコええ~。この後は、西アフリカ出身の女性シンガーAngélique Kidjoはボブ・マーリー晩年の傑作「Redemption Song」を堂々カヴァー。これがまた素晴らしい出来でノーマークだった中、収穫だった1曲。ニューオリンズの顔ともいえるブラック・ヨーデルの大御所Aaron Neville With Mt. Zion Mass Choirはサム・クック「A Change Is Gonna Come」をゆったりと歌い上げます。そしてタイトル曲でもある「Oh Happy Day」は今やHip Hop界の重鎮Queen Latifah With Jubilationがモダン・スタイルで披露。歌もナカナカいけてます。最後はゴスペル定番「This Little Light Of Mine」。サム・クックもコパで演ってましたが、ココではJoss Stone & Buick Audraがアコースティック・セッションで泥臭くキメてます。
「聴かず嫌いの人の意外な発見もある優秀オムニバス。みんな、魂入ってます!」

Al Green singing People Get Ready


3 Doors Down - Presence of the Lord



Comments 3

まり

こんばんは~
このアルバムすごく興味あります!
「People get ready」や ボブ・マーリーの曲とか好きな曲があるから。
これは 手にいれたい!

2011-03-30 (Wed) 21:35 | EDIT | REPLY |   

ezee

No title

★まりさん
 結構ベタな企画ですが、中身は濃厚・・・!
結構、飽きずに聴けましたヨ。
ACの広告で使ってほしい曲ばっかです~~

2011-03-31 (Thu) 20:18 | EDIT | REPLY |   

-

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2011-04-01 (Fri) 02:01 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply