A Change Is Gonna Come : Modern Gospel Jawelry / Various Artists * 1980 P-Vine

Southern & Deep
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 あれやこれやとソウル・ミュージックを聴き進むうちに、これぁエエと思ったシンガーが必ず口にするのが「ゴスペルをルーツにしている」といった発言。Mr.ソウル“サム・クック”は勿論ですが、ケツが青い頃に聴いてイチイチ感動したローラ・リーやウィルソン・ピケットなど最高の節回しすると感じた人等は皆ゴスペルを源流にしているということでした。淀川の壮大な流れもエエですが、それも貴船川や保津川なんかの源流の素晴らしさがあってこそなんですな。こらぁホンマもんのゴスペルも聴かなあかんと思って買ったのがコレ。完全ジャケ買いでしたが、70年代初めのロスコー・ロビンソンなんかで有名なJewelレーベルのゴスペル集はなかなか気合の入った編集盤でした。
 まず登場なのが若き日のウィルソン・ピケットも在籍してたらしいThe Violinairesの4曲。「Crucifixion」からハスキー・ヴォイスが大活躍でツカミとしては最高のグループ。オルガンとギターをバックにした朴訥としたバックに激情型ハード・シャウターが暴れる素晴らしき構図です。N.Y.のThe Brooklyn Allstarsは「Glory To His Name」など味わい深い歌で聴かせます。また先般、惜しくも他界したロリータ・ハロウェイやジェイムズ・クリーヴランド等を輩出した名門Albertina Walker & The Caravansの70's録音「Nobody Like Jesus」は軽快なタッチでなかなか。そしてコチラも名門Soul Stirrersの70年代中盤の録音が中盤には登場で、強烈なガナりのJ.J.ファーレイが歌う「Strength,Power And Love」、「The Year King Uzziah Died」に、スムースなハスキーが魅力のマーティン・ジェイコックスが歌う「I'm Thankful」、「Lead Me To Calvary」とどれも高品質です。賑やかな感じのファミリーグループThe Hopson Familyが奏でる「Jesus Gave Me Water」もエエ感じです。後半戦はいよいよ人気のRoscoe Robinsonが登場で、近年出た単独ベストにも収録された「Do It Right Now」はじめ3曲を収録。ほんまエエ声してます。盲目ながらド迫力のClarence Fountainの後はオーラスThe Meditation Singersで締め。後者はローラ・リーが在籍してた女声グループで、収録の「Good Old Gospel Music」ではローラの最高としか言いようのない歌声が聴けます。勿論、最後は彼女らのサム・クック・カヴァー「A Change Is Gonna Come」。モダンにアレンジした部分もありますがやはり感動的名曲。
「モダンなゴスペルとは違った、泥臭いゴスペル集。是非、再発売していただきたい名編集でした。」

The Meditation Singers - A Change Is Gonna Come




テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

Who's Blue? / Etta James * 2011 Kent (Chess) | Home | Oh Happy Day / Various Artists * 2009 EMI

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