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音系戯言

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Definitive / The Impressions * 1989 Kent (ABC)

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 李選手のシビれるボレーシュートで久々の優勝となったアジアカップ。We're A Winner!って感じのエエ大会でした。ココはインプレッションズです。唯一無二と言っていいくらいの独特の癒し系ファルセットで魅了してくれたカーティス・メイフィールド。自らコンポーズして歌ったその楽曲は本拠地シカゴは勿論、ロックやレゲエまで大きな影響力を持った素晴らしい仕事でした。ミック・ジャガーのヘタうまファルセットも間違いなくコノ人の影響下。そのカーティスの出発点がシカゴ・ソウルのみならず黒人音楽の基本中の基本ともいえる名門インプレッションズ。カーティスがメインだった時代を押さえた編集盤では最強といえるAce(Kent)編集のべスト・オブ・ザ・ベストです。我が家で聴くモンに迷ったら必ず登場してくる名編集です。
 さて中身はジェリー・バトラー脱退後に所属したABCパラマウント期の集大成で、問答無用の歴史的名曲が次々に登場です。まずは61年のスパニッシュな味付けも渋い名曲「Gypsy Woman」からスタート。50'sのR&BやDoo-Wopの香りも漂うなかのNY録音となる初期ヒットでは、「Little Young Lover」や「I'm the One Who Loves You」あたり格別です。ゆったりとした弦アレンジで歌われる63年「Sad, Sad Girl and Boy」からは黄金期で、3人組となり故郷シカゴへ戻っての傑作連チャンモード突入。大ヒット「It's All Right」、「Talking About My Baby」、「Keep On Pushing」、「You Must Believe Me」、「Amen」とまさに快進撃で、ソウル・クラシックの嵐。カーティスが手掛けたメイジャー・ランスのヒット“The Monkey Time”のインプレッションズ版みたいな「Girl You Don't Know Me」なんてのも。ここらは輝かしいシカゴ・ソウルの原形でもあります。ゴスペルを基礎にした味わい深いバラードも絶品で64年の「I'm So Proud」、公民権運動時にピシャリはまった不滅の名曲「People Get Ready」、「Just One Kiss From You」名曲多数あり。65年以降はノーザン・スタイルのデトロイト・モータウンなどのサウンドも好影響し、熟成シカゴ・ソウルが続々登場。「Woman's Got Soul」はじめ、「I Need You」、「You've Been Cheatin'」、「Can't Satisfy」など躍動感も加わったサウンドの下、カーティスの琴線を刺激しまくる震え系ヴォイスが冴えまくりです。もちろん「Meeting Over Yonder」などシングル・オンリーの名曲も収録。そしてABC時代後期の67年ヒットで新たな一面を見せた「We're A Winner」はファンキーな要素も加味された大傑作。強烈なカッコ良さで70年ニューソウル期カーティスのプロトタイプが聴けます。これと同じような構成の「We're Rolling On」もバシッと収録。
「とにかく常備薬として置いておきたい28曲。オロナイン並みに守護神として活躍します。」

We're A Winner


Meeting Over Yonder


Comments 2

まり

サッカーも歌も神がかりが大事

実はカーティスの所属してたグループだとは知らなかったのです。
リュウさんや 波野井さんで知りCDを買ったのでした。
やはり『ピープル・ゲット・レディ』は歌そのものが後光がさしてますね! サッカー大活躍したのに 祐ちゃんのほうに報道陣が殺到してる移り気な日本人ですわねぇ。

2011-02-01 (Tue) 22:26 | EDIT | REPLY |   

ezee

No title

★まりさん
 ほんまです。まだ活躍もしてへん祐ちゃんにあれだけフィーバーするとは。理解し難し。流行りだけで未活躍にならなければ良いですが・・
ともあれインプレッションズはどんな時もほっこりできる基本形。私も、さらに単身赴任が伸びて寂しき日々の癒しにも有用ですわ~

2011-02-02 (Wed) 21:53 | EDIT | REPLY |   

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