Try My Love / Jeremy Jordan * 1993 Giant

90's Male R&B
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 今やすっかりあの人は今?状態のジェレミー・ジョーダン氏。しかし男前でした。見た感じイイ体格したハンサムなアイドル系の人気者で俳優としても活躍でしたが、しっかり記憶に残る音楽活動もやってます。1枚しか残していないアルバムですがクオリティは抜群。ともすれば退屈な方向に走りかけていたブラック・ミュージックを一躍キラキラ輝かせたニュージャック・スイングの嵐が去ったの90年代前半。NJSがブラッシュ・アップされた俄然おもろい音が溢れかえっていた時です。バブルは弾けましたが、黒音バブルが正に始まりつつある時代でございました。そんな中、バリバリの白人ながらナイスなR&Bサウンドに対応した人もチラホラいますが、この人は光ってました。あんまり気持ちエエ音なもんで、車に乗った時などしょっちゅう流してました。
 本作のハイライトは何といってもロビー・ネヴィル氏が関わった気合の入ったR&B曲。冒頭の「My Love Is Good Enough」からクールなアップで最高ですが、極めつけはやっぱコノ曲「The Right Kind Of Love」。強いビートにミディアム・テンポで歌われた歴史的傑作で、キャッチーな歌メロに見事応えたブルーアイドソウル的な熱唱は今聴いても無茶苦茶カッコええです。特に終盤のジェレミー氏のファルセットも効果的に使った絶唱は鳥肌モンです。サウンド・プロダクションも完璧で文句無し。またキース・トーマスが手掛けたもう一つのヒット曲「Wannagirl」もノリノリで最高です。アップテンポに印象的なサビとニュージャック影響下のブリブリサウンドがたまりません。他はしょーもない曲もチラホラですが、カラー・ミー・バッドとかでもエエ仕事してたニック・マンディによるタイトル曲「Try My Love」や、Al B. Sure!制作の「Do It To The Music」あたりのスロウはなかなか迫力ある歌唱で迫ります。JadeやブラクストンズもやってたEmanuel Officer,John Howcottが手掛けた「A Different Man」、「Lovin' On Hold」、「I Wanna Be With You」なんかもありますが、別に、フツー。(←沢尻エリカ様風に) でもビートだけはメチャかっこええです。ポップな「Girl You Got It Goin' On」なんかはマッチしてるので、こんなのが後ちょっと欲しかった感じです。しかしながら最後のニュージャック的アップ「It's Alright (This Love Is For Real)」はグレイトの一語。ビシッと決めてます。
「現在、叩き売りの代表みたいな本作。未聴の方は、缶ジュース買うよりまずコレです!」
The Right Kind Of Love


Wanna Girl




テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

アナーキー / アナーキー * 1980 Victor | Home | Fantasy / Aquarian Dream * 1978 Elektra

コメント

No title

やっぱ、このアルバムええですよね!?アイドルかと思ってなめたらあかん、ってやつです。
今聴いても"The Right Kind Of Love"と"Wannagirl"は神曲だと思います。久々にまた聴き返したくなりましたv-14

2010/08/03 (Tue) 20:48 | musiqmusiq #- | URL | 編集
No title

★musiqmusiqさん
"The Right Kind Of Love"聴いた時の衝撃は結構なモンでした。お店でジャケだけ見てたら完全スルー系ですもんね。ほんまナメてたらあきませんね。
実は以前、musiqさんが記事にされてたのを見てI-Pod・トップレートでMy Life復活です!

2010/08/04 (Wed) 14:27 | ezee #- | URL | 編集

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