Self Portrait / Lalah Hathaway * 2008 Stax

00's Female R&B
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 同い年ってこともあって不思議な縁があるのか、いつも労せずして音源が自然に我が家に辿り着くレイラ嬢。御存知、ダニー・ハサウェイのお嬢さんです。20代半ばの頃、スライのカヴァーも入ったR&B秀作“A Moment”(←マジで最高)を友達に聴かせてもらい、30になってジョー・サンプルとの共演盤を「コレ、聴きなさいっ」と取引先のJazzマニアに持って帰らされ、40代になった今、同僚へ「何かおもろいモン、貸してくれ」というリクエスト投げたらコレ貸してもらえました。スレンダー美人だったのに、他の女性大物シンガー同様にお腹がふくよかになってしまったのが残念ですが、元々父親譲りのセンスを持った音楽性豊かな人。新生スタックス加入ってのも嬉しいニュースでしたが、そのスタックスが手掛けたEW&Fの優秀トリビュート盤にも参加してたレイラ嬢。R&B寄りの音で再び勝負ってのが嬉しい本作です。
 落ち着いたアダルト感覚でのR&Bが全編支配していて、流石に90年代前半にあったキャピ感は後退ですがスロウ&ミッド中心に熟女の魅力で迫ります。ラサーン・パターソンもソング・ライティングに名を連ねる、冒頭の「Let Go」からアダルトなグルーヴ登場で嬉しくなります。ラサーンは70年代風まったりエレピもたまらん「On Your Own」でも貢献です。ネオ・ソウル系ミッド・グルーヴでスムースに歌う「For Always」あたりは中盤のハイライト。このあたりのクールな感覚は実にたまりません。ドープな歌唱の中、時折父ダニー・ハサウェイやアニタ・ベイカーも感じさせる「That Was Then」、「Learning To Swim」など落ち着き払った貫録もそなえて聴かせてくれます。後半に掛けても、テラス・マーティンとの「1 Mile」、サンドラ・セイント・ヴィクターも1枚加わった「Little Girl」に「Naked Truth」と大人のミッド・グルーヴがクールに進行していきます。そんな中で終盤ハイライトとなるのは「UDO」。ジャジーな感覚を素地にディアンジェロ的グルーヴでヌメヌメかます傑作です。最後は深海を泳ぐような不思議な感覚に包まれる「Tragic Inevitability」でまったりと締めます。
「新生STAXの看板シンガー。寡作ながらしっかり良作つくってます!」

"Let Go"




テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

Living Single / Various Artists * 1997 Warner Bros | Home | 4 / Beyonce * 2011 Sony

コメント

お父さんのファン

キャピ感ないけど聴きやすさと 洗練された音楽ですねぇ。ビヨ嬢のは勝負してる気迫たっぷり。
レディガガも太りそうな体型ですよね(自分のことは棚に上げ)

2011/07/10 (Sun) 22:08 | まり #- | URL | 編集
No title

★まりさん
 アメリカ人って普通に生活してたら必ず太るシステムになってるような気がします。骨太に加え、濃いモンばっか食ってますもんね。そんな事で、売れる→さらに濃いモン食う→太るってのはパターンですな!

2011/07/10 (Sun) 23:29 | ezee #- | URL | 編集

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