Char / Char * 1976 See Saw

Cool Groove
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 幼すぎてピンクレディーとかしか眼中になかった頃、バリバリの歌謡ロッカーとしてTVに出てたと記憶するチャー。なかなかの優男としてブラウン管に映ってましたが、知らぬ間にマリファナ事件でTVでは見れぬ存在に。自分がロックとかに興味持ち出した頃に、再び見たのがJohnny,Louis & Charでした。な~んかやる気なさそうで、いざ演奏するとメチャかっこエエって感じのクールさが、また気になりだしました。そんな事で大分後聴きであったこの1stアルバム。当時の自分の経験値の浅い脳ミソではどこにカテゴライズしていいのか分からんアダルトな感覚でしたが、ギターは結構鳴ってて気持ちいい音であったので、すぐにお気に入りに。すでにスタジオ・ミュージシャンとしても腕利きだったチャーが、単身アメリカに渡り募ったロバート・ブリル(Dr)、ジョージ・マスティッチ(b)、ジェリー・マーゴーシェン(Key & Vo)に佐藤準(Key)を加えて録られた恐ろしくクオリティの高いアルバム。まだサザンとかの登場前で、洗練されたロックが熟成する前にコレを出してたとは流石です。
 やはりアルバムの雰囲気を決定づけるのは、今もよく演奏される冒頭の「Shinin' You Shinin' Day」。フリーソウル的であり、骨太ギターロックでもあり、AOR的でもある絶妙なバランス感覚は他では味わえないクールな音です。都会的な感覚ながら、ファンクも感じる絶妙のアンサンブルは絶品で、“フリー・スピリット”のJohnny,Louis & Char版も必聴です。続く「かげろう」もクラヴィネットがグルーヴィーなアーバン・ファンク。バックとのコンビネーションも気持ち良さ満開です。フュージョンチックな「It's Up To You」、歌謡曲的ながらギターの音はロックしてる「視線」と実に上手い演奏が聴けます。チャー版ブルースみたいな「Navy Blue」の後は、18番で代表曲となった本作ハイライト「Smoky」です。いつ聴いても、演っても気持ちええ大傑作ですが、ココでのスリリングな演奏も絶品。後年、色々な形で再録音されてますがグルーヴィーさでいうとコレが一番かもって思うほどカッコいいです。ブルージーなスロウ「I've Tried」の後は、隠れた名曲といえる「空模様のかげんが悪くなる前に」。洗練されたアレンジと共に聴けるチャー自身の歌心も光ります。ラストのチャー版ディスコ・ファンク「」ではスタイリスティックスの“Love Is The Answer”が聴けたりする遊び心もたまらんトコロ。
「1stにして富士山と共にジャケに収まったチャー。よっ日本一!」
Smoky


SHININ' YOU , SHININ' DAY


テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

The Stylistics / The Stylistics * 1971 Avco | Home | 18 Original Sun Greatest Hits / Jerry Lee Lewis * 1989 Rhino

コメント

素敵でした♪

Charとほぼ同世代なんで、よく知ってるようで知らないんです。
っで数年前に生Charを2回ほど観まして、カッコいいと
ほんとに思いました。

機会があれば、もう一度みたいな~♪

2010/05/16 (Sun) 18:56 | まり #- | URL | 編集

★まりさん
 ロックに大事やと感じるのは見た目。もちろん、音がカッコよくないとそこがいきないですけどね~
そこは流石チャー。それに加え音選びのセンスも抜群やと思います!

2010/05/19 (Wed) 01:36 | ezee #- | URL | 編集
No title

お久しぶりです。深夜に見つけてつい・・・。
私にゃこんなレビュー書けないな~と(汗

ezeeさんの膨大なジャンルの音蓄にはアッパレです。

2010/05/25 (Tue) 00:47 | jamz_flava #- | URL | 編集
No title

★jamz_flavaさん
 どーもっ ご無沙汰です
 そんなたいしたこと書いてないのに、恐縮です。自分が後で見て、思わず聴きたくなるように記してますぅ!

2010/05/25 (Tue) 23:43 | ezee #- | URL | 編集

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