Simply Deep / Kelly Rowland * 2002 Sony

00's Female R&B
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 暖かくなるとワケも無く聴きたくなる瑞々しい女性R&B系。デスチャが解散して目立った女性グループの不在感が目立ち何とも寂しい限りですが、ミッシェルのソロを聴いてたらケリーも恋しくなりました。ビヨンセ一人だけ大活躍ってことなく各自しっかり力作をソロ発表してたのもデスチャはバランス良かったです。ビヨ嬢ほどキャラは立たずとも、スムース・ヴォイスで耳に馴染みやすいソロ作を発表したのがこのケリー・ローランド。しかも結構、美形です。メンバーチェンジも色々あったデスチャですが、グループ時代に発表したソロ第1弾は創設メンバーの一人として立派なモノでした。
 やはり記憶に鮮明なのはNellyとのコラボとなった大ヒット「Dilemma」。ソロ・シンガーとしてはこの曲でビヨ嬢より先にブレイクの快挙でした。パティ・ラベルのPIR名作“Love, Need And Want You”を元ネタとしたチルアウト系の心地よいラップも絡んだR&Bは実に心地良く、ヒットも頷けます。また冒頭のリード・シングルで乱射事件を題材にした「Stole」も文句無しで、ミディアムテンポでグイグイ心に食い込む傑作。激しいダンスナンバーをイメージするビヨ嬢とは違った感じが奏功し戦略的にもピシャリでした。スロウではしっとり聴ける「Haven't Told You」も良いですが、ビヨンセの可愛い妹Solange Knowlesをフィーチャーしたタイトル・トラック「Simply Deep」が聴きモノで、デスチャのスロウナンバーを想起させる好ナンバー。やっぱ声も似てるソランジュ嬢のトラックが重なると、どうしてもそうなっちゃいます。派手ではなくともシンプルなトラックが素晴らしい「Strange Places」あたりもケリー嬢のソウルをビシビシ感じます。またポップなアプローチもしっくりくる「Train On A Track」や、まったり感も良い「Heaven」、ボートラの「No Coincidence」なども同様で春の日差しを浴びながら聴きたいところ。同じくボートラの「What Would You Do」もグルーヴィなBassがクールでコレが入った盤でないと困ります。ダンス・ナンバーでは、パーカッシヴなトラックがクールな「Love/Hate」はかっこええですが、この後ビヨ嬢の“Crazy In Love”を送り出すリッチ・ハリソン制作の「Can't Nobody」、バスドラ4つ打ちで迫る「Past 12」なんかは正直印象薄し。
「ガツガツと歌わんトコがまた好印象なケリー嬢。しぶとくショービズ界を生き抜いてください!」

Kelly Rowland - Stole (Live)


Nelly - Dilemma ft. Kelly Rowland



テーマ: HIPHOP,R&B,REGGAE | ジャンル: 音楽

STRIPPER / 沢田研二 * 1981 Polydor | Home | Do You Know / Michelle Williams * 2004 Sony

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