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音系戯言

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Alicia / Alicia Myers * 1981 Geffen

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 早く帰りゃイイのに、誘われるままに夜の出動が増え散財の日々。昼間の商談やプレゼンも2件までが限界であとは集中力もたずヘロヘロ。そこへ猛暑に睡眠不足も加わって、さすがにヤバくなってきました。今日は、ちょっと食べモンもアッサリ目に控えて、聴くモンも胃に優しいアリシア嬢。今やアリシアっていえばアリシア・キーズってのが相場ですが、80年代に活躍した歌姫はコチラ。ファンク・バンド“ワン・ウェイ”のシンガーとして活動したのち、ソロ・アーティストとしてもヒットを飛ばしたお姐さんです。エム・トゥーメ関連やノーマン・コナーズ関連も再発が進んで、もう最近では何でも聴けちゃいますがワンウェイ一派ではこの人。デジタル時代突入期の微妙な時期ですが、耳に優しいアナログ・グルーヴ感もしっかり感じ取れ好感触です。この時代のチャカ・カーンやシェリル・リンがイケる人で未聴の方は是非お試しいただきたいアルバム。
 中身のハイライトはやっぱり、長年クラブDJの間でプレイされ続けてるという「I Want To Thank You」。完全、コレ目当てでしたが、都会的で実にええ塩梅。音の方もデジタル化直前って感じの生音系で、耳に優しいヒューマン・グルーヴ。蜜月のワンウェイ一派がしっかり絡んでます。そんなことで、一発目のHip Hopネタにもなったダンスナンバー「Don't Stop What You're Doin'」も同じくらい魅力的かっていうと、正直、今聴くとチープでちょっとキツめ。シンセの音使いが時代を感じさせるもので、コレが生ホーンやったらカッコええのにとか考えてしまいます。イントロから後期P-Funk彷彿の「Spirit Of The Boogie」も毒気がやや少なめで不完全燃焼。ベースのリフとかはカッコええんですが惜しいです。しかしながら「If You Play Your Cards Right」なんかのスロウジャム系はなかなかで、以前にRhinoの激渋コンピ“Smooth Grooves”でもチョイスされていた秀作。後のクワイエット・ストーム原形みたいなクロスオーバーイレヴン系(←古い)でシリーナ・ジョンソンやブラウンストーンもカヴァーしてました。中盤の「We Can't Stay In Bed Forever」や「Reservation For One」も秀逸で、初期アニタ・ベイカーに通じるチルアウトな感触で聴かせてくれます。終盤はたいしたことないアップ「Reggae Funky Dance」でちょっとガックリきますが、お得意のスロウ系「Life, Joy And Happiness」でしっとり締めで一安心。
「夜のしっぽりタイムのBGMに最適なアリシア嬢。ゴスペル系シャウトこそしませんが、上手いです!」

I want to thank you



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2010-08-17 (Tue) 09:02 | EDIT | REPLY |   

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