FC2ブログ

音系戯言

ARTICLE PAGE

Triumph / The Jacksons * 1980 CBS

triumph.jpg



 “This Is It”もDVD発売されバカ売れと存在のデカさが改めてクローズアップされるマイケル・ジャクソン。先ごろ復活の“We Are The World 25 for Haiti”でも生前の歌唱が挿入されたのは嬉しいトコでした。でも2000年以降晩年の表立った活動はゴシップもあったせいか寂しいモノでしたが、2001年にソロ活動30周年として開催されたNYマジソン・スクエア・ガーデンのライヴは輝いてました。おそらく生前最後の客前ライブだったと思うこのライブはデスチャやらアッシャー、ホイットニーにサミュエル・L・ジャクソンなど超豪華なゲストでしたが、見ものだったはジャーメインまで合流したジャクソンズの再結成。コレは何回見てもカッコええパフォーマンスです。そのジャクソンズのセットのオープニングで演奏されてたのが「Can You Feel It」。子供の頃にTVでよく見たSFチックなPVが印象的だった曲で、テディのBlackstreetでのカッコええカヴァーもあったので、今もやたら好きな曲です。そもそも自分がマイケルを知ったときは、この曲であり「This Place Hotel(ハートブレイクホテル)」に、ソロ・シングル「今夜はドント・ストップ」だったので兄弟で演ってるマイケルを見ると何か嬉しくなります。当時、兄貴が買ってきた「ハートブレイクホテル」のシングル盤はファンクも何も知らん頃でしたが、無条件にカッコええと思えるモノでした。そんな事でコノ2曲が入った本作は、マイケルが入った最後のジャクソンズらしさが出た秀作。その後の“スリラー”以降に出た“ヴィクトリー”はソロ寄せ集め的な内容だったので、本作の兄弟一体感は格別です。
 中身は大ヒットしたマイケルのソロ作“オフ・ザ・ウォール”の後ってこともあって、クインシー・ジョーンズからの影響下、CBS移籍後共にしたギャンブル&ハフから学んだものも活かしたジャクソンズ・セルフ・プロデュースの実に洗練された内容。バックにはモータウンでも活躍したセッション・ドラマーのオルリー・ブラウンや腰にくるベースを奏でるネイザン・ワッツなどのタイトな演奏に兄貴のティト・ジャクソンなんかもギターで参加。1曲目の弟ランディ&マイケルの歌声もナイスな「Can You Feel It」から力強いリズム&ヴォーカルでシビれます。時代を切り開く感じ。これと同様、無茶苦茶カッコええのがエルヴィスの同名異曲と重複を避けタイトル変更したハートブレイク・ホテルこと「This Place Hotel」。Bメロからサビの部分など鳥肌モンで実にファンクしてます。ファンク系では“オフ・ザ・ウォール”的な「Lovely One」、スマッシュ・ヒットしたディスコ調「Walk Right Now」、長男ジャッキーが前半を歌う「Wondering Who」なども高品質。マイケルとマーロンがマイクを分け合う「Give It Up」も洗練されたサウンドが心地良く、同時代のルーファス&チャカに負けんカッコよさ。唯一のスロウナンバーは個人的にイマイチですが、他は「Your Ways」、「Everybody」などタイトなダンス・ナンバー目白押しでたまりません。
「新たな幕開けって感じがしたこのアルバム。今もビンビン、感じまっせ~」

Jacksons- Can You Feel It


HEART BREAK HOTEL



Comments 4

hidekichi

この後

出すLiveアルバムがいいんですよね~、バンドもバッチリで!J5時代のメドレーが余計なぐらいです(笑)!

2010-03-25 (Thu) 17:51 | EDIT | REPLY |   

ezee

★hidekichiさん
 ジャクソン5時代の曲は盛り上がるんでしょうけど、キッズ・ソウル。その時代ならではってトコありますもんね。ここはやっぱディスコ系ファンクっすね!

2010-03-26 (Fri) 01:28 | EDIT | REPLY |   

YO-SUKE

ディスコ期に個性を出して、ファンキーな音連発。
良いですよね。このアルバム、ジャクソンズの中でも結構好き。

2010-03-29 (Mon) 17:29 | EDIT | REPLY |   

ezee

★YO-SUKEさん
 ディスコな音ですがカッコいいですね~。音作りも洗練されてて聴きやすいこのアルバムはやっぱ良いっす!

2010-03-31 (Wed) 23:34 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply