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音系戯言

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E.Y 70’S / 矢沢永吉 * 1997 Sony

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実はこの1カ月で一番、ぶるっと震えさせてもらったのは永ちゃんの年末のサプライズ紅白。“罪な奴さ、Ah~パシフィック♪”と大晦日に歌われた日には、もう大感動でした。ウチはHDD内蔵TVなので、見たらドンドン消していくのですが、この紅白だけは脳が指令を出し消去ボタンを押させません。ココだけを残すために、外付けHDDまで購入です。さすがYAZAWA。金、使わせます。しかし何といっても、70年代の大名曲「時間よ止まれ」を演ってくれたってのがポイント大です。リアル・タイムでの初永ちゃんだったコノ曲は、当時TV出演完全拒否だったので聴いたのはラジオ。渋い曲でしたが、子供ながらシビれたもんです。それから“Kiss Me Please”、“KAVACHI”と聴きすすみ完全虜に。後の大傑作「Yes My Love」なんかにも通じる、キャロル解散後、初の大ヒットはまさに永ちゃんの代名詞的名曲。派手なR&Rだけやったら絶対ココまで惚れこみません。メロウな永ちゃんもあってこそ、カリスマに成り得たと改めて感じたのがこの紅白登場でした。ココは70年代ソニー時代の永ちゃんをまとめたベストを紹介。「安物の時計」とか「チャイナタウン」とか超のつく名曲は未収録ですが、そもそも1枚や2枚でソニー時代を振り返るのは所詮無理な話。でも最もお手軽に70's永ちゃんが聴けるのがコレです。
 音的にはUSA録音傑作「P.M.9」の頃と比べると垢抜けない古さを感じるアレンジですが、矢沢節はすでに全開。冷静にソロ初期から素晴らしきメロディメイカーであったことがよくわかります。へヴィなリフもカッコいい定番「黒く塗りつぶせ」からキャロル時代彷彿の「サブウェイ特急」、「恋の列車はリバプール発」とロックンロールはお手のもの。一方、クールすぎて鳥肌が立った「I SAY GOOD-BYE, SO GOOD-BYE」は激名作“Kiss me Please”からの1stカットでしたが、ココではMay,may may~♪のVoから入るシングルテイクが。昔、シングルで聴いたのと同じで、むせび泣く感が強調された歌い方のホント長年聴きたかったテイクです。ゆったりロールする「写真の二人」、「せめて今夜は」もオリジナル・アルバム未収録のシングルB面曲、「引き潮」もひそかにシングル別テイクだったりします。もちろん、ライヴのタオル投げ必須曲「トラべリン・バス」、必殺の哀愁ミディアム「雨のハイウェイ」、感動の名スロウ「天使たちの場所」に「A DAY」、ソロの原点と言える「アイ・ラヴ・ユー, OK」と要所は押さえてあります。そしてやっぱり「時間よ止まれ」。この劇的にファン層を激増させたと思われるメロウ炸裂曲は永遠に不滅です。
「久々のシングルライフはバスローブ&ワイングラスにこの曲で決まりです!」

I say good bye so good bye



Comments 2

goldenblue

ezeeさん、こんばんは。
紅白の永ちゃん、最高でしたね。紅白なんてものとはまったく無縁の世界で、むしろ疎まれすらしていた人がああいう歳になってああいう脚光の浴び方をする・・・カッコいいなぁ、と感服しました。
ちなみに僕が最初に感動したのは“長い旅”でした。今聴いてもソウルフルですね。

2010-01-21 (Thu) 00:59 | EDIT | REPLY |   

ezee

★goldenblueさん
 そうですねん。ほんま、いちいちドラマチックな男です。
登場の仕方からして、演出とはいえ完璧。そしてあの歌。ぐうの音も出ません。
なんでも日常的な昨今。永ちゃんみたいなエンターテインメントをわかってる人は貴重です!

2010-01-22 (Fri) 00:03 | EDIT | REPLY |   

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