FC2ブログ

音系戯言

ARTICLE PAGE

Funk Drops 2 / Various Artists * 2002 Warner UK

610M0P31VWL__SS400_.jpg

 涼しくなったり、暑かったりで季節の節目を感じる今日この頃。読書の秋、美食の秋、ファンクの秋とは昔からよく言ったものです。仕事もろくな事がないのでファンクで気晴らしするに限ります。ジャケではオッサンが「朝方は最近ちょっと涼しいでんなぁ」と話しかけるような下町風フォトも最高すぎるファンクの傑作集です。オッサンのあやしげな蝶タイに葉巻といい実にエエ感じです。有名曲、レア曲ごちゃまぜの楽しい編集は1作目同様で、ワーナー系の豊富な音源から選りすぐりのファンクです。悪いワケおまへん。
 さて中身ですが、1発目から腰抜かすこと必至の興奮の一撃。なんとJ.B.の相棒Bobby Byrdの「Try It Again」が登場。嫁はんのヴィッキー・アンダーソンとJ.B.一座を離れた直後に放った73年のシングルで、90年代のアルバムでも再演していた激傑作ファンクです。もうコレだけで合格~って感じです。そしてスライ・カヴァーも2発登場で、The Noble Kightsがサックス・インストで仕上げた「Sing A Simple Song」に、激ファンク仕立てのThe Watts 103rd Street Rhythm Bandの「Everyday People」。後者は殆ど原形無しの強烈ファンク。またファンク創成期の重要曲Trampをごきげんさんなオルガンで仕上げたThe Mohawks 「The Champ」、レア・グルーヴで注目だったThe Beginning Of The End 「Funky Nassau」、みんな大好きタイトゥン・アップでバックを務めたThe T.S.U. Toronadoes 「Getting The Corners」と気の利いた選曲はなかなかです。ウータンのサンプリングで聴いたことある、男気満載のカーティス・メイフィールド作「Hard Times」を披露するBaby Huey & The Baby Sittersも秀逸。ニューオリンズ組は重鎮Allen Toussaint 「Goin' Down」、73年最盛期のDr. John 「Right Place, Wrong Time」、そしてThe Meters 「Chug Chug Chug-A-Lug」とピシャリ押さえてます。強烈なのはベイエリア・チョイスでビル・ウィザーズ作「Kissing My Love」のCold Bloodに、超人技炸裂のシングル曲「Stroke '75」のTower Of Powerとありますが、スライ妹のLittle Sister 「Stanga」は嬉しい収録。兄プロデュースの下、「暴動」のようなクール・ファンクで迫ります。最後が90年代録音のJ.B.のジャズ・ファンク風インスト・カヴァーT.J. Kirk 「Soul Power」でクールな締め。
「アレサや、キング・カーティス、ベティ・ライトなどの基本もバッチリ収録の23曲。ええトコついてます!」

Bobby Byrd-Try It Again



Comments 2

くまきち

こんな感じ

詳しくないけど、最近いいわーって感じる。

2009-09-18 (Fri) 23:25 | EDIT | REPLY |   

ezee

★くまきちさん
 くまさんのブっとい声は、ファンク向きかもしれませんね。
おーまんシャッフルのファンクversionでも聴いてみたいっすね!

2009-09-20 (Sun) 00:04 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply