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音系戯言

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The Ultimate Collection / Jr.Walker & The All Stars * 1997 Motown

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 ベストヒットUSAを毎週かぶりつきで見ていた頃、結構好きなバンドだったフォリナーが放った大ヒット「Urgent」。ルー・グラムのクソ熱い歌唱も冴えわたる大傑作ですが、この曲を印象付けてたのが素晴らしすぎるサックス(←鳥肌モンのソロは必聴!)でした。サックスって楽器がカッコええ~と思った初めての瞬間でしたが、大人になって分かったのがコレを吹いてるのが“Jr.Walker”っていう黒人奏者やということ。バンド・メンバーがモータウン時代の彼の大ファンだったことから実現したそうで、当のジュニア・ウォーカーはフォリナーのフォの字も知らんかったそうですが実に見事な仕事をしています。自分がモータウンやら聴き始めた頃に、このセッションの事を知りジュニア・ウォーカーと「Urgent」が繋がった日には嬉しくなり、さらにファンになりました。そんな彼の最も成功したMotown時代を編纂したのがコチラ。ファンク・ブラザーズなる優秀なハウス・バンドがいたモータウンでは自前バンドの契約は異色ですが、我がのスタイルとモータウン・テイストを上手に分けて演ってます。ライブ・アルバムも必聴ですが、スタジオ録音の名作も避けて通れません。
 まずは65年モータウン1stヒット「Shotgun」で幕開け。オール・スターズの泥臭くファンキーに迫るバッキングに、ウォーカーの独壇場ともいえるでワイルドなサックス&本人のアーシーなヴォーカルが堪能できます。まさに代名詞ともいえるジュニア・ウォーカー・スタイルです。同タイプの「Shake And Fingerpop」、「Shoot Your Shoot」や「Do The Boomerang」なんかもゴキゲンさんです。また鳥肌モンなのは、パーティの雰囲気のS.E.も加えたマーヴィン・ゲイ・ヒット「How Sweet It Is」。これはもう絶品で、メチャクチャかっこええサックス&Voが炸裂。とにかく強弱、唄うようなサックスフレージングと言うこと無しです。H=D=H作品では他にも、「Road Runner」や「Come See About Me」も演ってて何れもアーシーでええ感じ。モータウン入社前の62年ノリノリR&B「Twist Lackawanna」や、ファンキーさがグッと濃くなる68年の「Hip City」や「Home Cookin'」も必聴。切れの良いタンギングでリズムに切り込むスタイルや、ヴォーカリストのシャウトのような絶叫的ハイ・ノートのアプローチは絶品でソウル・サックスかくあるべしのようなプレイの嵐です。70年前後はジョニー・ブリストルと組んだ新たなサウンドが楽しめます。不本意だったのかも知れませんがストリングスを配置した洗練されたサウンドで歌うウォーカーもなかなかで、その路線の69年大ヒット「What Does It Take」は珠玉の名品。「Gotta Hold On To This Feeling」やゲス・フーの「These Eyes」なんかの都会的且つポップな雰囲気もコレはコレでいけてます。
「95年、ガンでこの世を去るまでライブ命やった人。R&Bサックスの理想形ですわ!」

Shotgun


What does it take



Comments 2

ナルダン珈琲店主

Oh!!

今度はジュニア・ウォーカーでっか!!流石ezeeさん 良い所 突きはります Shotgun、Road Runner、
御機嫌さんやね ルイ・ジョーダン キング・カーティス ウイルトン・フェルダー(ベースも腕達者やね)
ほんま良いサックス奏者が居りますな(メイシオ・パーカーも入れとかなあきませんな)
良い意味でMotownらしくないブローマン!!ジュニア・ウォーカー良ろしおます
それと{JR WALKER and THE ALL STARS LIVE}も聴いて下さい 最高っす!!

2009-09-16 (Wed) 00:55 | EDIT | REPLY |   

ezee

★ナルダン珈琲店主さん
 ホントに歌ってるサックスは実に気持ちがええもんです。ハイノートのアプローチはこの人が一番好きですわ~
ファンキー度がグッと増す「Live」も最高っすね。また記事にしますわ!

2009-09-18 (Fri) 01:53 | EDIT | REPLY |   

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