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音系戯言

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The Very Best Of Billy Idol * 2008 Capitol

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 真摯な音楽ファンの方には邪道やと思われるかもしれませんが、好きなんです。この人が。80年代にMTVなんかでへヴィローテーション・オンエアされ、何と今でもアメリカでは絶大なる支持があるというビリー・アイドルのアニキ。今でも「モーゥ、モーゥ、モーゥッ!」と拳を握りたくなるときがあるほど、ビリーが邁進したサイバーパンク道はカッコええもんでした。最初TVで見たときは「パンクの皮を被った、売れ線狙いのぱっちもん」と思ってソッポ向いてましたが、後でじんじん頭で鳴り響きよるんです。「モーゥ、モーゥ、モーゥ!」と。しっかり見るとコレは「本気=マジ」のモンやと確認できました。それはあの口のいがみ方を見て確信できます。これだけモーモー言ってサマになるのは六甲山牧場の牛か、ビリーのアニキ以外いません。フラッシュ・ダンスの作者でシンセ多用のキース・フォーシーと組んでること自体、拒否反応必至でしたが、なんのなんの。天才ギタリスト、スティーヴ・スティーヴンスとのテクノロジーを融合させた進化形ロックンロールは、ビリーのねじ曲がった口元と共に全てをねじ伏せるカッコ良さがありました。
 一見ちょっと目が合えばドツかれそうな風貌ですが、曲は意外にポップで親しめるってのが憎いです。もともと本場UKパンク出身(ex.ジェネレーションX)で、アメリカで一旗あげたるって気合いが充分に満ちた80年代のヒット曲はパンクのエッセンスもしっかり息づいたクールな秀作揃いです。まずはテーマ曲ともいえるRebel Yellはお馴染“More, More, More”のフレーズが頭にこびりついて離れんハードな傑作。ジム・モリソンにも通じる押し引きの効いた色気ある唱法も聴きもので、理屈抜きにカッコ良さ爆裂です。次にシングルカットされたDavid Bowie的スロウ「Eyes Without A Face」も大ヒットしてましたが、クール極まりなかったのが「Fresh For Fantasy」や「Don't Need A Gun」といったシンセを効かしたソリッドなヒット曲。80年代半ばの当時にして何となく近未来を彷彿させたそのサウンドと、ビリーの退廃的な歌唱が見事にマッチした名曲連発でした。他にもスカッと炭酸飲料みたいに聴かせてくれるエエ曲多数有りですが、中でも自身がロンドンからN.Y.へ乗り込んだ直後の1stヒット「Hot In The City」なんかもカッコ良さ満点。思わずアニキ~と口走ってしまいます。原曲の面影まったく無しのスタックス重鎮ウィリアム・ベル・カヴァー「To Be A Lover」や1等賞にも輝いたTomy Jamesのカヴァー「Mony Mony」、ドアーズの傑作「L.A. Woman」、ジェネレーションX時代の「Dancing With Myself」も勿論収録。
「ムカつくことがあったら叫びましょう。With a Rebell Yell, More More More!やっぱコレです。」
最近も何ら、お変わりないビリーの兄貴


Billy Idol - L.A. Woman


Comments 2

まり

復活しました

ビリーさん、いい感じですよね~
アニキって感じが親しめますね

「不機嫌な猫も踊る夜に」で再デビューしましたので
遊びに来てくださいね


今後とも宜しくお願いします(^^♪

2009-06-07 (Sun) 09:58 | EDIT | REPLY |   

ezee

★まりさん
 曲を聴き終わったあと、「アニキ、また頼んまっせ」と言いたくなるようなトコがたまりません。適度なアホさも、私にとっては丁度ええ感じですねん。

それと再デビュー新装開店おめでとうございます。またウダウダ繋がりで宜しくです~

2009-06-07 (Sun) 15:13 | EDIT | REPLY |   

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