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音系戯言

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Soulfood the series / Various Artists * 2000 Def Soul

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 人気のTVドラマ・シリーズにインスパイアされたとされるコンピレーションで、ちょうど10年前のR&Bの充実ぶりを再確認させてくれる1枚。一見、何の変哲もないヒット曲集ってな趣きですが、Al Greenファンは見過ごすことができなかった1曲が含まれたアルバムです。それは90年代に名曲を量産しまくり自らもヒットを飛ばしたBabyfaceとの夢のコラポが実現した記念すべき名曲「The Way Love Goes」。極論すれば注目は、この曲の収録の一点に尽きます。音の方は童顔氏特有の暖かいR&Bサウンドで、アル師匠も見事な名唱で応える興奮のミディアム・ナンバーです。ドラム・プログラミングからキーボードまで童顔氏ががっぷり四つで取り組んだ意欲作で流石の出来栄えには当時世界中のアル信者が飛びあがって喜んだ(←ほんまかいな)名曲です。とにかくサビの琴線に触れるメロディは絶品で、二人のコラポが実に有意義であったかを一発で感じさせてくれます。このコンビでアルバムが出ると確信してましたが、意表を突いたブルーノートでの快進撃がその後始まるのは周知の通り。そんな事でアル師匠にどうしても注目してしまいがちな1枚ですが、それぞれの既発曲もアーティスト単位で聴かない人には大充実と言えるクオリティの高い選曲です。
 その本編はセクシー・ダイナマイトToni Braxton 「Wasn't Man Enough」から始まり、ローリン・ヒルが一枚かんだMary J. Blige 「All That I Can Say」、アホほどかかってたSisqo feat. Foxy Brownの「Thong Song (Remix)」、シャーリー・マードックで有名になった名曲「As We Lay」カヴァーを披露するKelly Priceなどお馴染曲満載。また唄える男Carl ThomasLL Cool Jを迎えた名作「I Wish (Remix)」や、ゴスペル界からの完全R&B調が新鮮なMary Mary 「Shackles」、歌姫Yolanda Adams 「Through The Storm」あたりも嬉しいところ。そんな感じで他にもAaliyah、Case、Avant、R.Kelly、TLC、Donell Jonesなど一線級アーティストのヒットが続々登場ですが、やはり要注目は終盤のボートラ。最大の目玉は前述のアル師匠ですが、他にもエゲつないバラード・バトルロイヤルとなる夢の共演曲「Sweet November」がなかなかの出来です。Case、Jazz (Dru Hill)、Musiq、Montell Jordan、R.L.(Next)の歌える5人が入り乱れる佳作です。Montell Jordanは単独でも「Can't Wait Until Tomorrow」にヒット曲「Get It On Tonite」と2曲入る優遇ぶりです。
「今もあぶさん並みの現役感で突っ走るアル師匠。どんな場面でもきっちり結果出してます」
Al Green ♥ Soul Food Theme ♥ The Way Love Goes



Comments 2

musiqmusiq

ん~、この内容はすごいですよね。
ほんと、それぞれの単体のアルバムを持ってない人にはマストのアイテムでしたよね。
今はあんまり質のいいコンピってなくなっちゃいましたよね。
みんなiTunesで個別の曲をダウンロードするからなんでしょうか。

2009-10-01 (Thu) 12:03 | EDIT | REPLY |   

ezee

★musiqmusiq さん
 コンピ好きの私としては寂しい限り。15年くらい前のサントラ全盛時は結構楽しめました!
しかしコレは当たりでしたね~

2009-10-03 (Sat) 02:29 | EDIT | REPLY |   

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