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音系戯言

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Propositions / Bar-Kays * 1982 Mercury

Bar-Kays_-_Propositions_(1982)[1]



 セクシーな黒人女性にパールネックレス。ジャケだけで“よっしゃ~”って感じですが、スタックス時代からナイスなファンクを連発してたベテランの80年代初期の作品。アレン・ジョーンズのプロデュースで秀作連発時期の1枚です。ラリー・ドッドソンの黒く下品なヴォーカル中心にカメレオンのようにブラック・トレンドを巧みに取り入れ、時代背景に合わせた驚異の生命力で生き続けるチームです。パクリの名人集団と揶揄されることもある彼等ですが、エエやないですか。パクっても。いつも自分も若きスタッフに「人のやってるエエとこ、皆パクったれ」と言いますが、それで組織が活性化するんですわ。世の中、そんなもんです。そんなことで、70年代から既にアースやらP-ファンク、オハイオ・プレイヤーズあたりを見事に吸収&昇華させた次なるターゲットはリック・ジェイムスやプリンス。前作でもあった、もはや模倣を超越した芸術的パクリ芸はここでも絶好調。打ち込みなども取り入れ出したエレクトリック・ファンクですが熱い魂はバッチリです。なんせ60年代から活躍する大御所バンド。パクられた後進アーティストも「先輩、ええ加減にしとくりゃす」てなもんでしょうが、カッコええもん勝ちのこの世界。平然と懐に入れグレードアップさせる厚かましさには平伏すしかございません。
 本作も“As One”くらいからの勢いをそのまま持続した良曲揃いのナイスなアルバム。なんでもオブライアン影響下というタイトル曲「Propositions」から前のめりな80sファンクが炸裂。いやがおうにも腰を直撃します。リック・ジェイムス調の「Do It(Let Me See You Shake)」も縦ノリファンクで、なかなかの迫力。しかしながらブッ飛ぶ鳥肌ファンクはなんといっても「She Talks To Me With Her Body」。ド迫力のグルーヴが全身で味わえる傑作トラックで、大音量で聴けば聴くほど興奮間違いなしです。また「Tripping Out」も負けず劣らずの迫力グルーヴでブヨブヨ鳴るドス黒いシンセも最高です。しかしながら押しの一手ばかりではありません。極上のメロウトラックもしっかりメニューに用意されてるのが嬉しいところ。スロウでは激メロウな「Anticipation」もよろしいですが「I Can't Believe You're Leaving Me」なんかのボトムの効いたファルセット曲も黒くてエエ感じ。シンセ・ベースにラリーのVoがグイグイ迫るラストの「You Made A Change In My Life」も超オススメ。どっしりとしたミディアム・ファンクでこちらもドえらいカッコ良さです。最後でしっかり男汁しぼりだしてくれるトコなど憎いやないですか。とにかく絶好調、全開バリバリのファンクがガッツリ聴けます。
「中途半端に聴けば魅力半減なファンク道。必ず低音バシバシの音で体感せよ!」

She Talks To Me With Her Body



Comments 2

YO-SUKE

骨太やー

低音バシバシは、確かに胸にズンドコ節っすよね!
ファンクは、煌びやかさよりも、男前な感じがイチバンと思っております。
なにより、このジャケは、拝みたい1枚!!

2009-11-25 (Wed) 10:58 | EDIT | REPLY |   

ezee

★YO-SUKEさん
いやいや、ホント、そのズンドコ節なんすよ。
男前すぎる、この人等。かっこええですわ~

2009-11-27 (Fri) 00:01 | EDIT | REPLY |   

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