Ultimate Best From The Curtom Years / Leroy Hutson * 1998 Curtom・Victor

70's 〜 Recent Soul
s-leroy hutoson

 大ヒットこそなけれど70sソウルの要人として認識されるリロイ・ハトソン。それこそ、カーティス・メイフィールドの後釜としてインプレッションズで歌った人とか、ダニー・ハサウェイの名曲「The Ghetto」の共作者とか名前だけはよく出てくる人ですが、曲の再評価も90年代のフリーソウル・ムーヴメントでなされ結構今では重鎮扱いってな人です。かくいう私もThe Voices Of East Harlemでの素晴らしい仕事っぷりに惹かれ聴きだしたクチです。アレンジャーとかプロデューサーとしての手腕が名高いリロイですが、ソロ・アーティストとしての作品も華は無いですが無視できないナイス・グルーヴが結構存在。師匠格となるカーティス・メイフィールドのレーベル“カートム”に残された70年代のグルーヴィー・ニュー・ソウルはセンス抜群のアレンジも冴えわたります。ドクター・ドレやスヌープも来日時に日本でアナログを買い漁ったというリロイの全盛期をコンパクトにまとめたのがコチラ。
 中身はメロウかつグルーヴィーなリロイの真髄を伝える「Love To Hold You Close」で素晴らしき幕開け。ジャジーなドラム&パーカッションが気持ち良い人気曲「Lucky Fellow」や、知的に凝ったアレンジ・センスも冴えわたる「Can't Say Enough About Mom」、「I Think I'm Falling In Love」など実に渋いグルーヴが堪能できます。また「Lover's Holiday」や「Let's Be Lonely Together」なんかでは普遍的なポップ・テイストも抜け目なく披露。フェンダーローズがいなたく響く「So In Love With You」、ブルーマジックが演ってもおかしくないスウィートな「I Bless The Day」などのオーソドックスなスロウも極上の出来。まったりとした「I'm In Love With You Girl」なんかもナカナカです。カーティスのTV番組ライブとなる「Love Oh Love」ではファルセットも交え爽やかに聴かせます。これぞニューソウルってな趣きながら独特のファンク臭がやたらカッコええ「All Bececause Of You」に「Never Know What You Can Do」、79年発表のより洗練されたグルーヴが光る「So Nice」、クールな質感もたまらん「Closer To The Source」あたり手持ちカードの豊富さをより実感できます。カーティスに勝るとも劣らん品質で聴かせます。最後は“ぼくも演ってみました”ってな感じの「The Ghetto '74」。インストロメンタル重視のアレンジはやや軽めで、コレは正直言って大学のルーム・メイトであるダニーに軍配。
「しかし何やかんやと器用な人。こういう人がおってこそソウルは洗練されたんすな」

All Bececause Of You


テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

Sex And Singles / Roy C * 1994 P-Vine | Home | What's Going On / Marvin Gaye * 1971 Motown

コメント

Leroy Hutson

結構好きですよ。ポップ性ならDonnyを凌ぎますよね。DeepさではDonnyに軍杯ですが...

Natural Fourの制作にも関わってましたね。

The ImpressionsのリードとしてはRalph Johnsonが一番好きでした。

2009/03/14 (Sat) 03:14 | hidekichi #/mpkj4iI | URL | 編集

★hidekichiさん
 最初、サウンドは最高でしたがこの人の声はあまり好きになれなくて。ラッキーフェローなんかも歌の部分はあまりグッときませんでした。
なれたら違和感なくなりましたが・・
しかしナチュラル・フォーの2ndはホンマいいっすね!

2009/03/15 (Sun) 01:21 | ezee #- | URL | 編集

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