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音系戯言

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KAVACH / 矢沢永吉 * 1980 Warner Pioneer

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 いやぁ、しかしおもろかった関西で放映された番組「清原和博・男の一升瓶」(←最高のタイトル)。内容は清原が、元阪神でPL後輩の片岡と元日ハムの岩本を相手に飲みまくりながらもざっくばらんに真実を語っていくっていう野球ファン必見もので、盟友桑田とは長らく絶縁状態であったことや、西武入団時に「桑田の倍の金くれ」と要求したこと、退団時に礼の一つも無かった巨人への失望などを告白。中でも巨人入団時にもKKコンビと言われたことがしゃくにさわったことや、桑田が巨人解雇となって初めて昔の仲に戻れたことなど今まで語られたことのない内容は実に興味深いものでした。また芦屋の片岡邸に朝方行って玄関にタックルした話や、朝まで飲んで新大阪駅で暴れた逸話、ドラム缶2本は飲めると豪語する様は圧巻で、しかもそれが例の番長キャラ丸出しの関西弁で荒々しくギャグも交え赤裸々に語るもんですから、ほんまにおもろかったです。まぁ人間的にも選手としても魅力的な熱い男がまた一人引退したのは残念ですが、今は清原とも仲の良い熱き男イチローの春WBCでの活躍が楽しみなところです。そんなイチローがシアトルでも常にカーステで大音量で聴くのがロック界の番長、矢沢永吉。一見クールガイと思ってたイチローが永ちゃん聴いてるってだけで嬉しかったですが、その永ちゃんで今も大好きなのがコレ。
 ワーナー移籍第一弾となった本作の後、洗練されたアメリカ録音主体となっていきますがホンマこの時期は神がかり的に名曲を量産してた頃です。派手なアレンジが主体になる前のこの激渋の一撃は、最も男前な永ちゃんが満喫できます。ファンキーなピアノで始まる「テレフォン」、ウィーピング・ハープ妹尾のアシストも絶妙で当時シングルで聴いて震えまくった「涙のラブレター」、昔バンドでもコピーした劇的な名曲「レイニーウェイ」、クールすぎる展開に鳥肌が立つ「夕立ち」とマジ最高です。後半(B面)も男の哀愁バリバリの「Hey Diana」、わびさびが素晴らしすぎる「絹のドレス」と男が男に惚れる瞬間が幾度となく待ち受けます。全編貫かれるモノトーンな感覚が何ともいえません。最もリマスターが待たれる大傑作であると今も確信してます。
「永ちゃんの故郷の広島弁で“生意気”って意味のタイトル。自信と実力がある男はちょっとちゃいまっせ」

絹のドレス


Hey Diana


夕立ち


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